こんにちは。いつもKAI-YOU.netのご利用いただきありがとうございます! 2020年1月に編集長の交代という出来事を迎えたばかりですが、今年も3月15日にKAI-YOU.netの誕生日を迎えることができました。
2020年で7周年……長いですね。アニバーサリーということで、今回はKAI-YOU.netにとって大きな変化を控えた2019年を、サイト内の8つのカテゴリーごとに、代表的な記事を通じて振り返っていきます。
あれもこれも2019年。にわかには信じられないほどジャンルはバラバラだけど、いずれも編集部が「POP」として発信したもの。さあ、やっていきましょう。
大手チェーンからの相次ぐ発表を受け、経緯を振り返りつつそもそも「成人向け雑誌」ではなく「類似図書」である点を指摘。その上で、コンビニ3社と漫画研究者に取材を敢行。何が課題かを整理しました。 平成から令和への移り変わりが影響したのか、2019年は『egg』や『Zipper』など「平成」に人気を集めた雑誌の復刊が相次ぎました。
加えて、韓国文学・フェミニズムを特集した文芸誌『文藝』が、86年ぶり2度目の3刷決定も象徴的な出来事でした。
急速に数を増やした一方で、キズナアイさんの分裂、ゲーム部プロジェクトの声優交代、アズマリムさんの報酬不払い疑惑など、新しいジャンルであるためか運営と演者間の不和で物議を醸すことも多かった2019年。 当然、ネガティブな話題だけでなく、バーチャルならではの可能性を感じさせる出来事も。
動く城のフィオさんによる「バーチャルマーケット」や、VTuberのライブでありながら中の人が登場したEMMA HAZY MINAMIさんなど、まだまだ表現の幅は広がりそうです。 KAI-YOUが特に注目するVTuberへのインタビューもあわせてどうぞ。 『ケータイ小説的。』(2008年)の著者であるライターの速水健朗さんに、平成のギャル文化を振り返っていただけたのは、タイミングという意味でも意義深かったです。
一方で、劇場版のアニメが多かった1年。新海誠監督の『天気の子』は興行収入140億円を超えるヒットを記録。歴史的な記録となった前作『君の名は。』から大きく舵を切った作品の方向性に注目が集まりした。 ほかにもTRIGGERの『プロメア』や宇木敦哉監督の『センコロール』、海外では『スパイダーマン:スパイダーバース』など、年間を通じて多くの作品が公開されました。 アニメや漫画と密接に関わりの深いコスプレも盛況。元TBSアナウンサーの宇垣美里さんのコスプレには、だれもが息を飲みました。 コスプレという文化を語る上で欠かせないコスプレイヤーとカメコ(カメラマン)。えなこさんとだよねさんの2人から、今まで知らなかった世界が語られました。 アニメや漫画から派生するジャンルとして、いわゆる2.5次元舞台化も数多く発表されました。
KAI-YOUでは、その潮流の筆頭ともいえるクリエイターにインタビューすることができました。その1人・usagiさんは現在、KAI-YOU PremiumでNetflixレビューを連載中です。 また、香取慎吾さんのアーティストとしての活動も印象的でした。
6月のBUMP OF CHICKENに始まり、星野源さん、Perfume、嵐、安室奈美恵さん、サザンオールスターズなど、錚々たるアーティストの相次ぐ解禁は2019年の象徴的な出来事でした。
まだまだ国内ではサブスクリプション型サービスが音楽産業の主流とはいえませんが、確実に大きな一歩を踏み出したように感じます。 また、2020年1月にグループ脱退を発表した欅坂46の平手友梨奈さんが、東京ドーム追加公演で見せたパフォーマンス。
これまで何度も欅坂46のライブをレポートしているライター・照沼健太さんが「この日のライブは徹頭徹尾、平手友梨奈だった」と振り返った内容も必見です。 映像ではNetflixオリジナル作品として山田孝之さんの怪演が光った『全裸監督』や、予告編から話題をさらいアカデミー賞も受賞した映画『ジョーカー』などがKAI-YOUではよく登場。ハリウッド大作だけでなく、配信サービスのオリジナルタイトルへの注目も高まりつつあります。
発売前から賛否を含めて注目を集めましたが「シリーズの大きな転換点となった」タイトルを、シリーズをリアルタイムでプレーしてきたぬにっちさんにレビューしていただきました。 ポケモン、多いですね。一方で、e-Sports関連のトピックスも多く、突き抜けるほどの盛り上がりにはまだまだ課題もありつつ、着実な積み重ねを感じる1年でした。
YouTubeでもMCバトルの動画がジャンルとしての人気を博すなど、ティーンからの根付い支持を感じさせます。もちろん、ヒップホップおじさんも熱いです。 ここ数年追い続けている高校生RAP選手権は、歴史の積み重ねやYouTubeがもたらした影響などに言及しています。 そうしたユースの大会を経て飛躍した存在の1人であるT-Pablowさん。彼のホーム・川崎がどんな街だったのか、『ルポ川崎』の著者によるトークイベントをレポートしています。 同じくヒップホップの広がりを感じさせたのが、「フリースタイルダンジョン」のラスボスであるR-指定さんと、世界一のDJことDJ松永さんのユニット・Creepy Nutsの飛躍。 楽曲を提供したラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」に参加する声優・木村昴さんとの貴重な対談では、お互いのカルチャーに対するリスペクトが感じられました。 毎年現地の熱狂をレポートしている渋谷ハロウィン。新たに施行された「飲酒規制」の効果なども考察しています。 ヒップホップの名曲もまとめているので、お時間があるときにどうぞ。
嵐の活動休止発表やストリーミング解禁、バーチャルジャニーズの登場、さらには退所後すぐに音楽活動をスタートした錦戸亮さんと、ジャニーズおよびジャニーズを離れた人々の新たな活動が目立った年です。 SixTONESをはじめ、前年からYouTubeチャンネルを開設するなど、インターネットへの進出が活発化してきたジャニーズ。
複数のSNSで情報発信する嵐や、Instagramに何か投稿するたびにTwitterでトレンド入りする山下智久さんなど、彼らのネット上での展開は今後も注視していきたいと思います。
改めまして、ユーザーのみなさん、いつもありがとうございます。感謝の意を表明するとともに、今回もKAI-YOUがより良くなるためにアンケートにご協力いただければ幸いです。
要望や感想、普段は表立って言えない不平不満も、これを機にぶちまけていただきたいです。みなさんからの忌憚のない意見を、今後のPOPなコンテンツ発信の参考にさせていただきたいです。
ぜひご協力よろしくお願いいたします。そしてこれからもどうぞよろしくお願いします! POP is Here!!!!!!!!!!!!!!
2020年で7周年……長いですね。アニバーサリーということで、今回はKAI-YOU.netにとって大きな変化を控えた2019年を、サイト内の8つのカテゴリーごとに、代表的な記事を通じて振り返っていきます。
あれもこれも2019年。にわかには信じられないほどジャンルはバラバラだけど、いずれも編集部が「POP」として発信したもの。さあ、やっていきましょう。
KAI-YOU.net読者層の変遷
その前に、まずは2013年のリリースから現在に至るまでの変遷を簡単におさらい。この7年間で男女比は徐々に変化しつつ、中心となる年代は25〜34歳を維持しています。直近のPOPなあれこれ
本・文芸
年明けすぐに話題を呼んだのは、コンビニでの「成人向け雑誌の取り扱い中止」。大手チェーンからの相次ぐ発表を受け、経緯を振り返りつつそもそも「成人向け雑誌」ではなく「類似図書」である点を指摘。その上で、コンビニ3社と漫画研究者に取材を敢行。何が課題かを整理しました。 平成から令和への移り変わりが影響したのか、2019年は『egg』や『Zipper』など「平成」に人気を集めた雑誌の復刊が相次ぎました。
加えて、韓国文学・フェミニズムを特集した文芸誌『文藝』が、86年ぶり2度目の3刷決定も象徴的な出来事でした。
情報化社会
ポップカルチャーにおける技術領域でホットなトピックといえば、いまや1万人を突破したといわれるバーチャルYouTuber(VTuber)にもたくさんの動きがありました。急速に数を増やした一方で、キズナアイさんの分裂、ゲーム部プロジェクトの声優交代、アズマリムさんの報酬不払い疑惑など、新しいジャンルであるためか運営と演者間の不和で物議を醸すことも多かった2019年。 当然、ネガティブな話題だけでなく、バーチャルならではの可能性を感じさせる出来事も。
動く城のフィオさんによる「バーチャルマーケット」や、VTuberのライブでありながら中の人が登場したEMMA HAZY MINAMIさんなど、まだまだ表現の幅は広がりそうです。 KAI-YOUが特に注目するVTuberへのインタビューもあわせてどうぞ。 『ケータイ小説的。』(2008年)の著者であるライターの速水健朗さんに、平成のギャル文化を振り返っていただけたのは、タイミングという意味でも意義深かったです。
アニメ・漫画
TVアニメは2016年をピークに2年連続で本数が減少、2019年も春番組のタイトル数が少ないと話題を呼びました。それでも放送延期が発生しており、問題は本数だけではないのかも。TV放送作品が減っても、Netflixをはじめとした配信サービス独占の作品もあり、一概に減った、負担が軽減された、とは言えない状況のようです。一方で、劇場版のアニメが多かった1年。新海誠監督の『天気の子』は興行収入140億円を超えるヒットを記録。歴史的な記録となった前作『君の名は。』から大きく舵を切った作品の方向性に注目が集まりした。 ほかにもTRIGGERの『プロメア』や宇木敦哉監督の『センコロール』、海外では『スパイダーマン:スパイダーバース』など、年間を通じて多くの作品が公開されました。 アニメや漫画と密接に関わりの深いコスプレも盛況。元TBSアナウンサーの宇垣美里さんのコスプレには、だれもが息を飲みました。 コスプレという文化を語る上で欠かせないコスプレイヤーとカメコ(カメラマン)。えなこさんとだよねさんの2人から、今まで知らなかった世界が語られました。 アニメや漫画から派生するジャンルとして、いわゆる2.5次元舞台化も数多く発表されました。
イラスト・アート
インターネットから続々とPOPな才能が登場しました。旧来のネット発のオタク的な文脈と、ファッション的にも世界的な流行となっているストリート文化のミックスが生む斬新性は、特に注目されていたように思います。KAI-YOUでは、その潮流の筆頭ともいえるクリエイターにインタビューすることができました。その1人・usagiさんは現在、KAI-YOU PremiumでNetflixレビューを連載中です。 また、香取慎吾さんのアーティストとしての活動も印象的でした。
音楽・映像
令和になって以降、音楽業界をにぎわせたのはサブスクリプション型サービスでのストリーミング配信の解禁でした。6月のBUMP OF CHICKENに始まり、星野源さん、Perfume、嵐、安室奈美恵さん、サザンオールスターズなど、錚々たるアーティストの相次ぐ解禁は2019年の象徴的な出来事でした。
まだまだ国内ではサブスクリプション型サービスが音楽産業の主流とはいえませんが、確実に大きな一歩を踏み出したように感じます。 また、2020年1月にグループ脱退を発表した欅坂46の平手友梨奈さんが、東京ドーム追加公演で見せたパフォーマンス。
これまで何度も欅坂46のライブをレポートしているライター・照沼健太さんが「この日のライブは徹頭徹尾、平手友梨奈だった」と振り返った内容も必見です。 映像ではNetflixオリジナル作品として山田孝之さんの怪演が光った『全裸監督』や、予告編から話題をさらいアカデミー賞も受賞した映画『ジョーカー』などがKAI-YOUではよく登場。ハリウッド大作だけでなく、配信サービスのオリジナルタイトルへの注目も高まりつつあります。
ゲーム
社内的にも世間的にも話題の中心は『ポケットモンスター ソード・シールド』。発売前から賛否を含めて注目を集めましたが「シリーズの大きな転換点となった」タイトルを、シリーズをリアルタイムでプレーしてきたぬにっちさんにレビューしていただきました。 ポケモン、多いですね。一方で、e-Sports関連のトピックスも多く、突き抜けるほどの盛り上がりにはまだまだ課題もありつつ、着実な積み重ねを感じる1年でした。
ストリート
ヒップホップを中心に、国内でも引き続き盛り上がりを見せるストリートカルチャー。KAI-YOU Premiumでインタビューした舐達麻を筆頭に、Tohjiさんら新たにシーンをにぎわすプレイヤーたちにフォーカス。YouTubeでもMCバトルの動画がジャンルとしての人気を博すなど、ティーンからの根付い支持を感じさせます。もちろん、ヒップホップおじさんも熱いです。 ここ数年追い続けている高校生RAP選手権は、歴史の積み重ねやYouTubeがもたらした影響などに言及しています。 そうしたユースの大会を経て飛躍した存在の1人であるT-Pablowさん。彼のホーム・川崎がどんな街だったのか、『ルポ川崎』の著者によるトークイベントをレポートしています。 同じくヒップホップの広がりを感じさせたのが、「フリースタイルダンジョン」のラスボスであるR-指定さんと、世界一のDJことDJ松永さんのユニット・Creepy Nutsの飛躍。 楽曲を提供したラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」に参加する声優・木村昴さんとの貴重な対談では、お互いのカルチャーに対するリスペクトが感じられました。 毎年現地の熱狂をレポートしている渋谷ハロウィン。新たに施行された「飲酒規制」の効果なども考察しています。 ヒップホップの名曲もまとめているので、お時間があるときにどうぞ。
エンタメ
ここまで挙げたジャンルに収まりきらない多種多様な記事が入るエンタメ。ホストとホスト狂いの母親の対談では、普段なかなか接することのできない世界を覗き見ることができました。 これまでたびたび取り上げてきたYouTuber・水溜りボンドには、過去最大規模のイベント直後にインタビューを敢行。ネットをメインに活躍する彼らの将来像に迫りました。 POPにとって欠かすことのできない美少女にも引き続き着目しています。二階堂ふみさんを発掘したプロデューサーが注目する女優5人は、知っておいて損はないはず。 美少女カメラマン・Dioraさんの連載も2020年で4年目を迎えました。 かつてのやねさんやつぶらさん、似鳥沙也加さんのように、ここから一気に知名度を上げていく方々が出てきそうで楽しみです。 最後に、2019年のPOPを振り返る上で、(個人的にも)ジャニーズ関連のトピックスは外せません。嵐の活動休止発表やストリーミング解禁、バーチャルジャニーズの登場、さらには退所後すぐに音楽活動をスタートした錦戸亮さんと、ジャニーズおよびジャニーズを離れた人々の新たな活動が目立った年です。 SixTONESをはじめ、前年からYouTubeチャンネルを開設するなど、インターネットへの進出が活発化してきたジャニーズ。
複数のSNSで情報発信する嵐や、Instagramに何か投稿するたびにTwitterでトレンド入りする山下智久さんなど、彼らのネット上での展開は今後も注視していきたいと思います。
7周年記念のアンケートにご協力ください!
本当に長々とではありますが、KAI-YOU.netの7周年にあたって直近のPOPなものをまとめてみました。改めまして、ユーザーのみなさん、いつもありがとうございます。感謝の意を表明するとともに、今回もKAI-YOUがより良くなるためにアンケートにご協力いただければ幸いです。
要望や感想、普段は表立って言えない不平不満も、これを機にぶちまけていただきたいです。みなさんからの忌憚のない意見を、今後のPOPなコンテンツ発信の参考にさせていただきたいです。
ぜひご協力よろしくお願いいたします。そしてこれからもどうぞよろしくお願いします! POP is Here!!!!!!!!!!!!!!
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