映画でドラマで雑誌でなどなど、時代を問わず普遍的に求められ、なおかつ新たな逸材が生まれ、注目を集めている。
2019年も終わりが見え始め、2020年が近く今日この頃。KAI-YOUでは次世代を担うPOPな美少女を見つけるべく、これまで多くの女優・タレントを発掘してきたプロデューサー・西原伸也さんに声をかけた。
西原さんは二階堂ふみさんや黒島結菜さんをはじめ、数々の美少女をスカウトで発掘。ローカルフリーペーパー「美少女図鑑」とともに、多くの新人女優・タレントをブレイクに導き、桜井日奈子さんの有名なキャッチコピー「岡山の奇跡」の命名者でもある。
今回は来るべき2020年に注目の女優と題して、松風理咲さん、辻千恵さん、加藤小夏さん、高山葵さん、森マリアさんの5人と、特別枠として蒔田彩珠さんをピックアップ。
なぜ彼女たちに注目すべきなのか? そして彼女たちにハマる作品とは何なのか? 具体的な理由と作品名を交えながら、ブレイクを確信する美少女6人を紹介したい。
目次
1. 松風理咲(まつかぜりさき)
2. 辻千恵(つじちえ)
3. 加藤小夏(かとうこなつ)
4. 高山葵(たかやまあおい)
5. 森マリア(もりまりあ)
特別枠. 蒔田彩珠(まきたあじゅ)
松風理咲(まつかぜりさき)
西原 初めて松風理咲さんを知ったのは2016年に放送されたドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』で竹野内豊さんと松雪泰子さんの娘役として出演していたときでした。プロフィール
生年月日:2001年1月17日(18歳)
出身:岐阜県
身長:153センチ
所属事務所:スウィートパワー
その頃から顔面偏差値が高かったのですが、あれから3年間、サニブラウン選手並の成長を遂げていました。
先日、映画『生理ちゃん』の舞台挨拶に行ってきたときのことです。ステージには出演者と監督の4人が並んでおり、松風さんは向かって一番左端だったのですが、照明が松風理咲さんを中心に当たっているのではないかと思うほど輝いており「広瀬すず、浜辺美波に対抗できるのは松風理咲しかいない」と確信しました。
それでインスタグラムをのぞいてみたところ、現在フォロワーは4300人程度の現状を見て「どうかしてるぜ日本」と思わずにはいられません。
今までに出演したドラマや映画を考えると、もう少しフォロワーがたくさんいてもいい気がするのですが、これはきっと嵐の前の静けさで、そろそろ旋風が巻き起こるのではと楽しみにしています。
【松風理咲さんにハマりそうな作品】
君の膵臓を食べたい(映画)、南くんの恋人(ドラマ)、野ブタ。をプロデュース(ドラマ)
辻千恵(つじちえ)
西原 個人的に青文字系モデルといわれる人は役者として難しいと思っているのですが、この辻千恵さんは青文字系モデルの中でひょっとするんじゃないかって思っています。プロフィール
生年月日:1993年10月9日(26才)
出身:佐賀県
身長:163センチ
所属事務所:SMA
最近役者の仕事に挑戦を始めているそうで、何度かお会いさせていただいたのですが、雑誌で見るのと良い意味で少し印象が違って、もしかしたら「青文字系からの刺客」かもしれません。
こういうモデルさんはバンドのPVなどによく出ていて、辻さんも例外なく出演していて、男とイチャイチャして気がついたら終わっているPVばかりで、それはそれで結構ハマっているのですが、もっと幅の広い役もできると思います。
例えば先日黒木華さん主演の『凪のお暇』というドラマを観ていたのですが、辻さんにはハマり役だと感じました。考えてみたら同じ黒木華さんが出ていた『重版出来!』もハマるのではないでしょうか。
違う路線だと、蒼井優さんが主演されていた『100万円と苦虫女』のような少し冷めたような雰囲気も合うように思います。たぶん新人OLやうまくいかない女の子の役がハマり、キャリアウーマン系はハマらない。そんなタイプだと思います。まだまだ経験不足で未知数ですが、ひょっとするとひょっとするかも。
【辻千恵さんにハマりそうな作品】
南瓜とマヨネーズ(映画)、凪のお暇(ドラマ)、ピースオブケイクス(映画)、100万円と苦虫女(映画)、忘却のサチコ(ドラマ)
加藤小夏(かとうこなつ)
西原 雑誌『pen』でも2018年にバズる女性と紹介されたサンミュージック期待の女優。2019年10月の時点でバズっているとは言えないが、着実に実績を積み重ねてきています。プロフィール
生年月日:1999年6月26日(20才)
出身:東京都
身長:164センチ
所属事務所:サンミュージック
ただ、どちらかと言えばバズるというよりもコンスタントに映画に出演し、映画やドラマに欠かせない女優として活躍できるのではないかと思っています。バズるという表現はあまり似合わない落ち着いた感じがいいです。
現在20歳らしいのですが、中村ゆりさんのような色気もあり、これから楽しみな逸材です。2019年10月時点のInstagramのフォロワー数は2万人弱。投稿内容は趣味カメラと言っていることもあり、フィルムカメラで撮影したであろう投稿が多く、同世代のわちゃわちゃとした浮ついた感じがありません。
たぶん自分をどう見てもらいたいかという意思が感じられるInstagramで好感が持てます。ぜひとも息の永い、麻生久美子さんのような女優さんになってもらいたいなと思います。
【加藤小夏さんにハマりそうな作品】
溺れるナイフ(映画)、アオハライド(映画)、鈴木先生(ドラマ)、桐島、部活やめるってよ(映画)
高山葵(たかやまあおい)
びっくりするほど筋肉痛 pic.twitter.com/bCt8w1k394
— 高山 葵 (@takayama__aoi) August 9, 2019
西原 代々木ゼミナールのCMでサンボマスターの歌を歌っていた女の子。ある演技のワークショップに参加していて、そこで初めて見たのですが、ワークショップに参加してた女の子の中では圧倒的な存在感がありました。プロフィール
生年月日:2002年6月27日(17才)
出身:神奈川県
身長:162センチ
所属事務所:SMA
何故か絵の具で汚れたジャージで参加し、冷めた視線とかったるい感じが良い意味で魅力的な子でした。どんな子なのか知らなかったのでネットで再度調べてみると、プロフィールに使われている写真とはどうもイメージが違い、個人的には実際のほうが人間味があり何倍も魅力的に感じました。
最近の若い女の子は同じような顔をしているとよく言われますが、高山さんは確実にそのタイプではありません。強いて言えば、松田美由紀さんや松田翔太さん。そう松田家のような雰囲気のある顔で、同世代の女の子と並んでも埋もれることもなく、存在感があります。
1つ残念なところはTwitterの写真がわりと加工されていて、本人の魅力が見えにくいところですが、実際に会うと人柄も含めて魅力的で、可能性のある女の子だということがわかると思います。
【高山葵さんにハマりそうな作品】
私たちのハアハア(映画)、先生を流産させる会(映画)、万引き家族(映画)、世界は今日から君のもの(映画)
森マリア(もりまりあ)
西原 FODで配信された桜井日奈子さん主演『ヤヌスの鏡』の阿部純役で話題になりました。健康的なスタイルと清潔感ある存在は今の時代に重要で、青春系の映画やドラマへの出演が期待されます。プロフィール
生年月日:2000年3月16日(19歳)
出身:兵庫県
身長:161センチ
所属事務所:インセント
運動部のマネージャー役をやったら右に出る者いないはずです。例えば高校野球が題材の映画の場合は確実にマネージャー役として起用され、アルプススタンドで汗をかいて応援し、チームは決勝進出、1点差で最終回を迎えるも、初恋のエースピッチャーは肩を壊して交代、逆転を許し敗退──。
そんなストーリーが目に浮かぶようです。現在20歳ですが、まだまだ制服も問題ないのでぜひとも学園もので起用されることを期待しています。
【森マリアさんにハマりそうな作品】
青空エール(映画)、オオカミ男と黒王子(映画)、ラフ(映画)、表参道高校合唱部(ドラマ)、スィングガール(映画)
特別枠:蒔田彩珠(まきたあじゅ)
※特別枠はいまさら紹介するほどでもないが確実に今話題になりつつある女優さんを紹介プロフィール
生年月日:2002年8月7日(17才)
出身:神奈川県
身長:156cm
所属事務所:ユマニテ
西原 ユマニテの女優は本当に魅力的な人が多い、安藤サクラさん、門脇麦さん、男性だと東出昌大さん、岡山天音さん。ユマニテの俳優さんが出演していると、映画でもドラマでも作品として確実にクオリティーが上がります。
そんなユマニテの若手女優の1人である蒔田彩珠さんは、確実にこれからの映画やドラマには欠かせない存在になることは間違いありません。
以前ある舞台を観に行ったとき、楽屋に挨拶にきていたところを遠くから見たことがあるのですが、彼女の目の奥を見透かすような瞳は、17歳とは思えない説得力があり、圧倒的な存在感。
率直な感想として「あ、この子がいれば日本映画も未来は明るい」と確信できるほどでした。
ユマニテの秘蔵っ子感があり、出演している作品も良いものばかりで、数年中には確実に若手女優の中心的存在になるはずです。もう、どんな映画に合うとかの次元ではないので、特別枠にしました。
「美少女図鑑」が生み出した才能
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西原伸也
プロデューサー/スカウトキャスティングディレクター/バズクリエーター
1973年生、岡山生まれ。二階堂ふみ、黒島結菜をはじめ、数々の女優タレントをスカウトで発掘。幻のフリーペーパーといわれる「美少女図鑑(46都道府県シリーズ )」に掲載、ウェブ拡散を利用した展開で、注目した新人女優・タレントは必ずブレイクすると評判になる。またタレント桜井日奈子のキャッチコピー「岡山の奇跡」を作ったことでも知られる。新たな話題性への着眼力とプロデュース力を活かし、地方創生プロジェクトや各種広告も手がける。
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