音楽制作ソフト大手Native Instrument、仮破産手続きを開始

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都築 陵佑
音楽制作ソフト大手Native Instrument、仮破産手続きを開始
音楽制作ソフト大手Native Instrument、仮破産手続きを開始

Native Instrumentの公式サイト/撮影はKAI-YOU

音楽制作・DJプレイのソフトウェア開発大手・Native Instrument社(ドイツ・ベルリン)が、仮破産手続きに入ったと、ドイツの音楽系オンラインマガジン・Create Digital Music(CDM)が報じている(外部リンク)。

これを受け、Native Instrument製品の国内輸入代理店をつとめるMedia Integration社が1月28日、公式サイトで声明を発表。仮破産手続きについて、「現時点で事業停止をすることはなく、事業再編や投資家募集など今後の方針を判断するフェーズに入った状況と予測されます」と説明している。

その上で、「現時点で事業停止や破産を確定するものではなく、以降の決定まで国内ユーザー様への弊社日本語テクニカルサポートなども継続して実施されます」とアナウンスしている。

「KONTAKT」「Reaktor」等の人気音楽ソフトを開発するNative Instrument

Native Instrumentは、1996年にドイツ・ベルリンで設立された音楽制作/DJプレイのソフトウェア/ハードウェアの開発メーカー。

Native Instrument

音楽制作においては、サードパーティ製ライブラリも数多く発表されている業界標準のサンプラーソフト「KONTAKT」やシンセサイザー・プラットフォーム「Reaktor」、それらを含むプラグイン・バンドル製品の大定番「KOMPLETE」などを販売。

また、日本でも定番となっているDJソフトウェア及びコントローラー「TRAKTOR」も手がけている。

傘下には「Ozone」「RX」のiZotope社も

傘下には、業界標準のAIマスタリングツール「Ozone」やノイズ除去・オーディオ編集ツール「RX」を開発するiZotope社なども存在。子会社と共に現代の音楽制作に欠かせないブランドのひとつと評しても差し支えない

また、音楽制作プラグインの開発企業にとって、Native Instrument社の「KONTAKT」「Reaktor」などは、エコシステムの根幹を担う存在でもある。

日本の音楽/音響業界でも動揺が広がっている今回の報道。

Media Integration社は、「Native Instruments、iZotope、Plugin Alliance共に日本でも多くのユーザーに支えられるブランドの一つとして、今後の動向について判明次第改めてアナウンスをさせていただきます」とコメントしている。

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