匿名質問サービス「Peing-質問箱-」が、8月15日にサービス終了を発表した。
サービス終了日は8月29日(金)。サービス終了後、アカウント情報、投稿内容などの閲覧や利用は不可能になる。
また、公式サイトでは、有料機能についてもアナウンスされている(外部リンク)。
配信者やVTuberにも活用された「Peing-質問箱-」
「Peing-質問箱-」は、匿名でメッセージを送信できるWebサービス。サービス名の通り、主に質問を募集する用途が想定されている。
2017年11月に個人開発者のせせりさんによって開発・リリースされ、気軽に不特定多数から質問を募集できる使い勝手の良さから、とりわけストリーマーやVTuberの配信ネタ集めに活用。最盛期には月間2億PVにものぼる流行に至った。
その後、2017年12月に株式会社ジラフへ事業譲渡(外部リンク)。以後は同社は開発と運営を手掛けるも、2021年9月に今度はDigital monkey株式会社へ事業譲渡されていた(外部リンク)。
後続サービスとして「マシュマロ」などが台頭 終了理由は不明
匿名質問サービスの代表例としても知られる「Peing-質問箱-」だったが、後続には株式会社Diver Downの「マシュマロ」などが登場し、同ジャンルのサービスが多く立ち上がっている状況となっている。特にストリーマーやVTuberは、ネガティブな質問を排除する「マシュマロ」の活用が盛んだ。
なお、「Peing-質問箱-」終了の理由について、現在同サービスを運営するDigital monkey株式会社は、詳細を明らかにしていない。
発表は「突然のご案内となりましたことをお詫び申し上げるとともに、長らくのご愛顧に心より感謝申し上げます」という一文で締めくくられている。

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