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てぃーあーるぴーじー

TRPGは、プレイヤーがテーブルを囲んで口頭で行うロールプレイングゲームである。プレイヤーはキャラクターを操作し、ゲームマスター(GM)が設定したシナリオや世界で冒険を繰り広げる。TRPGは物語の進行とキャラクターの行動が主に口頭で行われるため、想像力と創造力が重要な要素となる。テーブルトークRPGの略称。ゲーム機などを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどを使って、会話とルールブックのルールに従って遊ぶ。

概要

「TRPG」は、進行役・ゲームマスターが用意したシナリオの登場人物となってキャラを演じるトーク型のロールプレイングゲーム「テーブルトークRPG」の略称。
ゲーム機などを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどを使って、会話とルールブックのルールに従って遊ぶ。

1970年代のアメリカで始まったとされるTRPGは、2020年頃か、配信文化と結びついて日本でムーブメントになりつつある。色々なルールブックがあり、日本では「クトゥルフ神話TRPG」や「ダブルクロス」などが人気。

歴史

初期の発展

TRPGのルーツは、1970年代初頭のアメリカ合衆国に遡る。1974年、ゲイリー・ガイギャックスとデイブ・アーンソンが「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons、D&D)」を発表し、これが初の商業的に成功したTRPGとされる。D&Dは戦術ゲーム「チェインメイル」を基にしており、プレイヤーがファンタジー世界でキャラクターを操作するという革新的なゲームプレイを提供した。

1980年代の普及

1980年代はTRPGの黄金期とされ、多くの新しいゲームシステムと設定が登場した。カオス・ユニウムの「ルーンクエスト」や、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などが人気を博した。また、サイバーパンクホラーSFなど、様々なジャンルのTRPGが登場し、ゲームの多様性が広がった。

1990年代から2000年代

1990年代に入ると、カードゲームやビデオゲームの台頭により、TRPGの人気は一時的に低迷した。しかし、2000年代初頭には「ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版(D&D 3rd Edition)」の登場や、「ダンジョンズ&ドラゴンズ オープンゲームライセンス(OGL)」の導入により、再びTRPGが注目を集めるようになった。この時期には、プレイヤーコミュニティの形成やオンラインでのプレイが普及し、TRPGの楽しみ方が多様化した。

配信プラットフォーム以後のTRPG

長年下火となっていたTRPGだが、YouTube等の配信文化と融合することで、新たなフェイズを迎える。

人気シナリオ「カタシロ」執筆者であるディズムさんを擁する配信者グループ・驚天動地倶楽部や人気実況者・むつーさん、バーチャルYouTuber(VTuber)グループ・にじさんじはじめ、多くの実況者・配信者が配信を行うYouTubeの人気コンテンツの一角となる。

プレイヤーやGMとして参加するのではなく、ビデオゲームの実況動画のように、(有名なストリーマーやVTuberが)冒険する様子を観客として楽しむ、という新たなTRPGの楽しみ方が発見されていく。

2021年には、アークライト、新紀元社、KADOKAWA、グループSNE、ファーイースト・アミューズメント・リサーチ、冒険支援株式会社の6社が合同で「二次創作活動のガイドライン」を発表した。

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