ゲームブックという遊び、覚えていますか?
絵本の文章に選択肢が付いていて、選択によって次に読むページが決定。物語が分岐していく……という読み物です。
TRPGのようなアナログゲームの一種として、長年親しまれた形式の書籍。
そんな懐かしいゲームブックを再現したかのような体験ができるデバイス・Ink Consoleが現在開発中。本プロジェクトを支援するクラウドファンディングが近日中に開始されます。
電子ペーパーでゲームブックを楽しめるデバイス「Ink Console」
Ink Consoleは、中国・上海を拠点に活動する“Dana”ことダニエル・プチャウさんが開発した電子ペーパー(E-ink)を採用したデバイス。
Amazonの電子書籍リーダー・Kindleなどにも採用されている電子ペーパーですが、同じように目を疲れることなくプレイができそうです。
クラウドファンディングサイト・CROWDSUPPLYでの説明によれば、ゲームブックのようにストーリーが枝分かれするダイナミックな読書体験を楽しめる様子。
さらに公開されている写真では、アイテムを使用するような、ゲームブックでは難しいシステムも確認できます。
探検やSF、ファンタジーなどのゲームブックが開発中
現在、Ink Consoleでは様々なコンセプトのゲームブックが開発中。
開発中のゲームブックは、スリル満点の探検や深海の冒険から、没入感あふれるSF、幻想的な世界を舞台にしたファンタジー大作までを網羅。公式サイト(外部リンク)ではそれぞれのあらすじも確認できます。
また、デバイス本体に内蔵されたSDカードリーダーを使用して、システムに新しいゲームブックを追加することもできるとのこと。
さらにプラットフォームと開発キットも公開予定なので、自分だけの物語を制作することもできちゃいます。
Ink Console本体はダーク/ライト/ウッドの3色。クラウドファンディングは、CROWDSUPPLY上で開始されます。
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