TRPG＆ボドゲ好きにとって「ゲームマーケット」は天国すぎた！ 編集部が買った10作品

国内最大規模のアナログゲームイベント『ゲームマーケット2024秋』が11月16日、17日に開催されました。

今回は、例年使用していた東京ビッグサイトから幕張メッセへと会場を移して開催。両日合計で2万6000人が訪れました。

KAI-YOUからもTRPG企画などを多く手掛ける広報・うぎこが1日目に、ボードゲームを愛する編集スタッフ・コバヤシが2日目に参加。アナログゲーム好きの2人が実際に購入したゲームを紹介します。

取材・執筆：うぎこ、小林優介

【1日目】ゲムマ初参戦、TRPGを愛するうぎこが愛を叫ぶ

初めてのゲームマーケット！

今回は①好きなTRPG作家さんの新作シナリオがほしい②友達と旅行に行く時にプレイするパーティーゲームが欲しい、という目的で赴きました。

インディーズのボードゲームはどれもオシャレで面白そう！今回は、「友人同士のお喋りがすすむようなパーティーゲーム」を目的に行きましたが、この条件だけでもたくさん面白そうなゲームがあり、目移りするほどです。

気になるゲームがあると、各ブースで丁寧にルールの説明をしてくれるので、より「面白そう！」という気持ちが高まりました。

今回私が悩み悩んで購入したゲームをご紹介します。

𝐋𝐀𝐌𝐏𝐎𝐓𝐄𝐃𝐎𝐆 『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ集『Q』

今回のお目当てその1。サークル・LAMPOTEDOGさんの『クトゥルフ神話TRPG』シナリオ集の新刊『Q』を購入。私が大好きなTRPGシナリオライター・大点さんが参加されているサークルです。

装丁がハードカバーで手触りもよく、オシャレ！これぞ「本」を手に取る楽しさですね。

実際にプレイするときはパソコンでプレイすることが多いので、特典としてデータがついてくるのもありがたいです。

隣は大点さんの既刊『星を戴く』です。こちらも装丁に箔押しがされていて美しい。

deraゲームズ 『ラジオなわたし』

今回のお目当てその2。今年4月ころにSNSで見かけ、やってみたい！と思っていたものの、再販のたびに即完売していてなかなか入手できていなかったボードゲーム。やっとGETできて感無量でした。

こちらのゲームはラジオのDJになって、リスナーからのお手紙を読み、トークするというもの。最後にぴったりな曲を選んで曲紹介するところまでがゲームなのがなんともオシャレです。

ヤブウチリョウコ 『君のゆるいタロット占いが、私を癒してくれるから #ゆる占い』

私が友人との旅行に持参して大好評だった『推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ＃推し語り』というゲームの作家さんが作成された大喜利系コミュニケーションゲーム。

たまたまブースを見つけて、実際にプレイして楽しかったことをお伝えできてとてもうれしい！という気持ちのままにこちらを購入。

相談者から悩みを聞いて、ほかの人がタロットを引き、タロットにこじつけてお悩みを解決するというゲームです。ゆるゆるなコンセプトに思わず笑ってしまいました。

つきのふね 『瞬間認否』

こちらはたまたまブースに赴いて面白そう！と思い、説明を聞いたのち購入しました。

現役の弁護士さんが作成されたゲームということで、実際に裁判で使われる「認める」「否認」「争う」「不知」という言葉をつかって、お喋りしていくゲームです。

同サークルさんで、「刑法ポーカー」というどれだけ重い罪を作れるか、というポーカーも作成されており、そちらも面白そうでした…！

角刈書店　『ガムトーク』

こちらもコンセプトとパッケージに惹かれて購入。

『ガムトーク』という名前の通り、本当にお菓子のガムのパッケージと同じくらいの大きさなんです。

内容は、ガムのような形の紙にトークテーマが書いてあり、それについてトークする…というシンプルなもの。

ただ、この大きさなので、テーブルで顔を突き合わせなくてもできる！たとえば旅行へ行く車や電車の中でできちゃう！というコンセプトに感激しました。旅のお供のボードゲーム。素敵ですね。

チラシまでオシャレ、ゲムマを満喫しつくす

ほかにもたくさん気になるボードゲームがあったのですが、お財布の中に現金がない…！ということで、あえなく終了。

みなさんもゲームマーケットに行く際はお財布に余裕をもっていきましょうね。最後に気になったボードゲームのチラシをご紹介。チラシもオシャレでかわいい～！