アニメの制作進行をボドゲで再現 〆切を守り、高クオリティな完パケを目指せ

アニメの制作進行をボドゲで再現 〆切を守り、高クオリティな完パケを目指せ
アニメの制作進行をボドゲで再現 〆切を守り、高クオリティな完パケを目指せ

『アニメ制作進行ゲーム』/記事中の画像はすべてあいあい堂からの提供

冬アニメも始まった2025年1月。今期はどれを観ようか、アニメへの関心を高めている人も多いのでは?

毎週たくさんのアニメが放送される裏にあって忘れてはならないのは、制作進行に関わる様々な関係者の存在。

今回は、そんな制作進行の気分を味わえるボードゲーム『アニメ制作進行ゲーム』を紹介します。

『アニメ制作進行ゲーム』プレイの様子

最もクオリティを高く”完パケ”できたプレイヤーが勝利『アニメ制作進行ゲーム』

『アニメ制作進行ゲーム』はその名の通り、アニメの制作進行のドキドキを体験できる、2人〜4人向けのすごろく風ボードゲーム。

限られたスケジュールの中で、最終的に最もクオリティを高く”完パケ”できたプレイヤーが勝利します。

プレイヤーは、アニメの制作進行にまつわる「ブン撒き」「TP修」「拘束」など様々な種類のイベントカードを駆使。その醍醐味(?)を体験できます。一見すると意味のわからない業界用語ばかりですが、果たして「拘束」は醍醐味なのでしょうか……?

イベントカードには業界用語がズラリ

アニメ制作の現場を扱ったアニメ『SHIROBAKO』を思い出させるような題材のこのボードゲーム。アナログゲームのイベント「ゲームマーケット」にも出展され、アニメ業界の関係者などからも好評を集めた様子。

制作したあいあい堂に取材すると、「アニメ制作の現場のバランス感覚をゲームに落とし込むところにこだわった」と話してくれました。

※完パケ:制作物を完成させることを指す用語

制作進行を題材にしたのは「自分たちの仕事をゲームのように捉えられたら」

──ボードゲームの題材として何故「アニメ制作」を選ばれたのでしょうか?

あいあい堂 現在、アニメ制作に従事しており、日々大変なことも多々ある中で、ふと自分たちの仕事をゲームのように捉えられたら面白いのではないかな? と思い、アイデアをまとめました。

「完パケ」までの道は遠い……

──アニメ制作をゲームとして表現するにあたって、こだわったところや苦労した点はありますか?

あいあい堂 スケジュール管理とクオリティ管理のバランスが、アニメ制作の現場では重要なので、そこのバランス感覚をゲームに落とし込めるよう調整しました。

まだまだ改善の余地があると思うので、今後もブラッシュアップしていきたいです。

アニメ業界からの反応には、ありがたさとドキドキ

──「ゲームマーケット」へ初出展してみて、反響はいかがでしたか?

あいあい堂 (「ゲームマーケット」には)来場者として参加したこともありませんでした。

当日は、アニメ業界の方が多くお買い上げくださり、ありがたい気持ちとともにドキドキしています(笑)。

たくさんの方にXで、いいねやリポストをしていただき、本当に感謝しています。

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