連載 | #10 コバヤシのアナログゲームで遊んでみようのコーナー

ゴジラvs埼玉県知事──アークライトの体験会でボドゲ研究家が遊び尽くす

ゴジラvs埼玉県知事──アークライトの体験会でボドゲ研究家が遊び尽くす
ゴジラvs埼玉県知事──アークライトの体験会でボドゲ研究家が遊び尽くす

編集部撮影(手に持っているのは、『ゴジラ』と「アークライトキャラメルシリーズ」のこれまでの作品『ワードッチ』『ピッタンコはんはん』)

みなさんこんにちは、KAI-YOU Medium Tech.ディレクター/漫画コンシェルジュ/ボドゲ研究家のコバヤシです。

いよいよ開催が4月23日(土)、24日(日)に迫った国内最大のボードゲーム即売会「ゲームマーケット2022春」。

イベントに先立って、ボードゲームメーカー・アークライトさんから、今後発売予定のゲームの先行体験会に招待していただきました。

なんとあの『ゴジラ』をテーマにしたゲームや、今後発売予定のFPSをテーマにしたゲームを先行体験。どんなゲームだったのか、プレイの様子をお届けします。

映画『ゴジラ』の展開を組み込みボードゲーム化

今回発売される『ゴジラ』は、ボードゲームメーカーであるアークライトとドロッセルマイヤーズが共同で手掛ける、怪獣をテーマとした連作「Kaiju on the Earth」から生まれた新シリーズ「Kaiju on the Earth LEGENDS」の記念すべき第1作。

ゴジラ担当と知事チーム(東京都知事、埼玉・神奈川・千葉県知事を割り振り、協力して担当する都県の市民を逃がす)に別れて戦うゲームとなっています。

ゲームでは、ゴジラ側には「霞が関」などの名所を破壊しボーナスを得るのか、より直接的に人間を攻撃するのか、知事側には、いかにゴジラから市民たちを避難させるのかという駆け引きが発生します。

芝浜へと上陸し、都心部へと向かうゴジラ

基本的には、本作ではやはりゴジラの方が暴れまわって得点を稼ぎやすくなっています。

しかし知事側には、避難に成功した市民の中に白色の「報道コマ」が含まれていると、大量得点が狙えるチャンスが用意されています。

報道コマが避難に成功すると、原作である映画『ゴジラ』の再現として、報道に心打たれた芹沢博士がゴジラを倒しうる兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決心し、大量の得点を獲得できるかもしれないチャレンジを行えるようになっています。

詳細なゲーム情報については、アークライト公式サイトにて紹介されているので、ぜひチェックしてみてください(外部リンク)。

バトルロワイヤルゲームをモチーフにした『クイックショット!』

もう一つ体験させてもらったのが、より価格を抑え、持ち運びやすいパッケージでカジュアルに遊べる「アークライトキャラメルシリーズ」の最新作『クイックショット!』。

Apex Legends』や『Fortnite』のようなバトルロイヤルゲームをモチーフとした同作は、『ラブレター』などで知られるカナイセイジさんがゲームデザインを担当しています。

それぞれのカードが固有の効果を持つ『クイックショット!』

プレイヤーたちはそれぞれ、「遮蔽に隠れる」「ボムを投げる」といった設定を反映した効果を持つ1から8のカードを持っており、”最終的”に一番数字が大きかった人がラウンドを制し、手札のカードを1枚入れ替えることができます。

『クイックショット!』で重要となるのは、バトルロイヤルゲームと同じく最後まで立っていること。カード効果の中には、特定の数字を出した人や一番数字が小さかった人を脱落させてしまうものもあります。

しかも、もし出したカードが被ってしまうと、行動がバッティングしてしまい、数字も効果も無効化されてしまいます。

自分のプランを描きつつ、予測できない他プレイヤーの行動から生き延び、ゲームを制することを目指す、カジュアルで何回でも遊べるゲームとなっています。

※『クイックショット!』は現在開発中のゲームのため、ルールやデザインは本記事で紹介したものから変更となる可能性があります。

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