推しを皇帝に祭り上げろ！ ボードゲーム『ヒドゥン・リーダーズ』レビュー

みなさんこんにちは、KAI-YOU Medium Tech.ディレクター／漫画コンシェルジュ／ボドゲ研究家のコバヤシです。 突然ですが、"王"擁立してみたくない……？

今回紹介するのは、自分の“推し”を王にするべく時に協力したり、時に裏切り合うゲーム『ヒドゥン・リーダーズ』です。

英雄を仲間に、次の皇帝を決める『ヒドゥン・リーダーズ』

『ヒドゥン・リーダーズ』は、とある帝国を舞台に、皇帝亡き後、自分の担当する皇子・皇女を次期皇帝にすべく争うゲーム。

プレイヤーは6人の皇帝候補の中から1人を担当し、英雄カードの効果を駆使し、彼／彼女らを皇帝へと祭り上げていきます。 候補者はそれぞれ4つの勢力のうち2つに属しており、どちらか片方の勝利条件を満たせば勝利。そのため、必然的に他のプレイヤーとその場限りの同盟が生まれたり、逆に裏切ったりという駆け引きが生まれます。

ゲーム部分も悩ましく楽しいものになっていますが、何といっても本作の最大の特徴はかわいらしいイラスト。

『ヒドゥン・リーダーズ』のアートワークを担当しているのは、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』や『ブレイブリーデフォルト』などのキャラクター・モンスターデザインを手掛ける松浦聖さん。

ポップかつディテールにこだわられたキャラクターたちのイラストが、ファンタジックな世界観をありありと伝えてくれます。