文化庁が、海賊版対策をテーマにしたカードゲーム『HIT PLAN』を公開した。PDFデータをダウンロードして印刷することで、実際に遊ぶことができる。
ゲームデザインは『ラブレター』などで知られるカナイセイジさん、イラストは『日常』『CITY』などで知られる漫画家・あらゐけいいちさんが担当。
プレイヤーはプロデューサーとしてIP(知的財産)を企画/展開しながら、海賊版被害への対策を行い、ヒットコンテンツの創出を目指す。
“IPを企画し守る”心理戦カードゲーム『HIT PLAN』
『HIT PLAN』は、映画やアニメ、ゲーム、グッズなどのコンテンツ展開をモチーフにした2〜5人向けカードゲーム。プレイ時間は約20分、対象年齢は10歳以上となっている。
各プレイヤーはIPカードをもとに新たなコンテンツを企画。企画カードを使ってIP獲得を狙う一方、犯罪組織による侵害を防ぐため、「取り締まり」「正規版拡大」「ユーザー啓発」といった対策カードも使い分けていく。
ゲーム中には、プレイヤー同士で同じカードを出してしまう「バッティング」要素も存在。さらに、イベントカードによって“犯罪組織”が介入し、海賊版被害によってIPが奪われることも。
『HIT PLAN』概要/画像は文化庁より
犯罪組織が12点に到達した場合、プレイヤー全員が敗北となる点も特徴だ。個人の得点競争だけでなく、「コンテンツを守る」という協力的な構造も盤面に組み込まれている。
カナイセイジ×あらゐけいいち 啓発教材に豪華クリエイター陣を起用
『HIT PLAN』は、文化庁による海賊版対策事業の一環として、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が企画/開発した作品。
ゲームデザインは『ラブレター』『タイムボム』などで知られるボードゲームデザイナー・カナイセイジさん。イラストは漫画『日常』『CITY』で知られるあらゐけいいちさんが担当している。
文化庁では遊び方解説動画も公開している/画像はYouTubeより
行政による啓発教材でありながら、ボードゲームとしての駆け引きやポップなビジュアルを備えている点も特徴的だ。
文化庁はXで、PDFデータの公開にあわせて、「ご自身で印刷・裁断することでゲームを楽しむことができます」と紹介。YouTubeでは遊び方解説動画も公開している(外部リンク)。
ゲームマーケット2026春でも販売
『HIT PLAN』は、5月23日(土)と24日(日)に幕張メッセで開催される「ゲームマーケット2026春」でも販売予定。
文化庁とCODAが共同出展し、会場では試遊卓も設置。数量限定でパッケージ版が販売される。
また、5月24日(日)には「ボードゲームと知的財産権」をテーマにしたステージイベントも予定されている。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント