ファッション誌『CLASSY.』名物着回し企画、テーマはまさかの「因習村」

ファッション誌『CLASSY.』名物着回し企画、テーマはまさかの「因習村」
ファッション誌『CLASSY.』名物着回し企画、テーマはまさかの「因習村」

『CLASSY.』1月号誌面/画像は公式Xより

ファッション雑誌『CLASSY.』(光文社)の人気企画「着回しDiary」に「因習村」が登場します。

「因習村」で着回し……? ファッション雑誌で「因習村」……?

ちょっと情報量が多い気もしますが、本当なんだから仕方がない。

ファッション雑誌を飛び出して展開する人気企画「着回しDiary」

「着回しDiary」は、独特な展開や設定でSNSを中心に話題を呼ぶ『CLASSY.』の着回しコーデ企画。

「あったか防寒服で街に下りた雪女」「FIRE志望の節約女子」などのテーマで、各シチュエーションに合わせた着回しコーデを披露とともに物語が展開していていきます。

2024年1月には当時、映画『ボーはおそれている』の公開を控えていたアリ・アスター監督が出演。

さらに8月には『CLASSY.』を飛び出し、早川書房の雑誌『SFマガジン』に登場。

そちらでは「地球侵略のために派遣された宇宙人」「40年前からタイムリープしてきた『CLASSY.』創刊時の読者」などのストーリーにあわせた1ヶ月のコーディネートが紹介されました。

ブラウンを着ないと祟られる村で1ヶ月着回しコーデ、できるの?

一方、今回の「着回しDiary」のテーマ「因習村」とは?

こちらは、いわゆる「古くから続く因習の残る村」を扱った物語群の俗称。

先ほどのアリ・アスター監督の映画『ミッドサマー』やアニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』などが「因習村」の代表的な作品として知られています。

『CLASSY.』1月号「着回しDiary」

今回の「着回しDiary」では、ブラウンを着ないと祟られる村が舞台。

恋人の実家・熊神家の遺産相続争いに参戦する地方創生プロジェクトのプロフェッショナル・マユの様子が描かれます。

物語の舞台として求められる「こことは違うどこか」

「因習村」が話題になる以前から、横溝正史さんのミステリ小説や、ドラマ「トリック」シリーズなど、“独特の風習が重要な役割を果たす隔離された村(空間)”を扱ったミステリやホラーの作品は存在していました。

さらに近年では、「クトゥルフ神話TRPG」や「エモクロアTRPG」のようなTRPGや、「きさらぎ駅」のようなネット上の都市伝説(ネットロア)でも、「こことは違うどこか」でホラーや怪異と出会ってしまう物語は人気を集めています。

「因習村」をテーマにした「着回しDiary」は『CLASSY.』1月号に掲載されています。

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ちょっと地方創生の要素もあるのも気になります

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