『ミッドサマー』で知られる映画スタジオ・A24が、日本で新作を撮影中だって……!?
2月7日、A24の日本公式Xが「現在、日本で 大きな新作を撮影中です」と投稿。その通り、読んで字の如く日本で大きな新作を撮影しているようです。
A24といえば、アリ・アスター監督の怪作『ミッドサマー』をはじめ、近年話題作を数多く輩出するインディペンデント系の映画制作/配給会社。今最も注目される映画スタジオと言っても過言ではありません。
そんなA24が日本で……もしや日本版『ミッドサマー』でも撮影するのでしょうか……?
名作怪作なんでもござれ、注目の映画制作/配給会社A24
A24は、『ミッドサマー』のような怪作のほかにも、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(通称・エブエブ)や『関心領域』など、アカデミー賞受賞作品も輩出しています。
2023年には、小島秀夫さんが手がけたゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の実写映画を、コジマプロダクションと共同制作することを発表。ここで名前を知った人も多いかもしれません。
2024年も、アレックス・ガーランド監督作品『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が、ジェシー・プレモンスさんが演じる尋問シーンなどで話題になりました(「どの種類のアメリカ人だ?」という質問に戦慄させられるシーンですね)。
2025年のアカデミー賞にもA24から、『戦場のピアニスト』で知られるエイドリアン・ブロディさん主演、ブラディ・コーベット監督作品『ブルータリスト』がノミネート。賞レースの行方も注目されます。
撮影機材に集合住宅──写真からA24の“大きな新作”のヒントを探す
A24の今回の投稿にある“大きな新作”が、どんな作品なのか、すでに発表されているものなのか、皆目見当もつきません。
写真には大きな撮影用のライトと思しき機材、奥には大きなマンションのような集合住宅が確認できます。また、断片的に「音楽堂前」「集合場所」といった文字が見える看板、さらには日本国旗などもあるのですが……。
何気ないものでも何かヒントのように思えてしまう──もはやこの“大きな新作”が放つ力に取り込まれてしまっているのかもしれません。
そもそもこの写真自体が最近撮られたものなのか自体……はっ! 完全にA24の術中にハマっている気がするのは私だけでしょうか。
ティモシー・シャラメ主演の『Marty Supreme』か『Bushido』か?
正直、まったくわからないのですが、一応直近で制作が発表されているA24の作品を紹介しておきましょう。
2025年公開が予定されているのは、ティモシー・シャラメさんの主演映画『Marty Supreme(原題)』。2012年に亡くなったアメリカ人卓球選手のマーティ・リーズマンさんを題材にした作品です。
またA24は、2024年11月に、東京出身のアメリカ人映像作家のヒロ・ムライさん初の長編映画監督作『Bushido』の制作が報じられています。
ただ『Bushido』は、「封建的な日本を舞台にしたアクション映画」になるようなので、今回撮影していた作品とは異なる気がします。
いまや常に新作が話題になるほど注目を映画スタジオとなったA24。日本を舞台にした作品なのか、もしくは劇中の一部に日本が登場するだけなのか、詳細は不明ですが発表が楽しみな作品がまた増えたことは間違いありません。
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