攻殻機動隊

こうかくきどうたい

士郎正宗が原作の漫画・アニメーション作品。ジャンルとしてはサイバーパンクに属する。1995年に押井守監督で劇場用アニメ映画が公開され、またテレビアニメ作品が2002年に公開された。2013年には「攻殻機動隊ARISE」シリーズが劇場公開。

攻殻機動隊

概要

時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。

生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。

タイトルに関して

士郎正宗は漫画の執筆前に「GHOST IN THE SHELL」をメインのタイトルにすることを希望したが、編集者の意見で「攻殻機動隊」に決定したという。

「GHOST IN THE SHELL」はユダヤ人の小説家・哲学者のアーサー・ケストラーの著作『The Ghost in the Machine(機械の中の幽霊)』からの引用。タイトルだけではなく、この中で取り扱われている概念も本作に使われている。

押井版、神山版の違い

押井守による映画版、神山健治によるテレビアニメ版とその劇場版では、時代設定や主人公草薙素子のキャラクター設定、ストーリーを始め多くの相違点があり、それぞれが原作を核とした別作品といえる。

その他、小説、ゲームなどの派生作品が展開されている。

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