埼玉県の東武動物公園にいるホワイトタイガーのカーラ(メス)が、8月7日に20歳の誕生日を迎えました。
現在、国内で飼育されているホワイトタイガーとしては最高齢。人間の年齢に置き換えるとなんと100歳! すごい。
4頭も出産し、動物園の人気を支えたカーラ
ホワイトタイガーは、インドに生息するベンガルトラの白変種。野生では1951年にインドでオスの子どもが発見されているのが最後とされ、今では飼育下でしか目にすることができません。
通常のトラに比べて寿命が短い傾向にあり、飼育下で16年から18年ほど。そう考えるとカーラの年齢がいかにすごいかがわかります。
20歳を迎え国内最高齢となった現在のカーラ
2005年に群馬サファリパークで生まれたカーラは、2012年から東武動物公園にお引越し。来園後は2013年と2015年に4頭ずつ出産しました。
現在は、体調を考慮して展示の機会が少なくなり、園内で姿を見る機会は限られています。
ホワイトタイガーの聖地、東武動物公園
全世界で250頭あまり、国内には40頭ほどしかいないホワイトタイガー。東武動物公園はその中で6頭も飼育しており、東武動物公園といえばホワイトタイガーのイメージが強い方も多いかもしれません。
2024年11月には、ホワイトタイガーの赤ちゃんが2頭誕生。コタ(長男)とハク(次男)と名付けられ、新たな人気者として園内で愛されています。

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