まるで神話やファンタジーの中から飛び出してきたみたい!
魔法で木が組み合わさって生き物を形づくったかのような、流木を素材にしたオブジェ。存在感がすごすぎる。
流木生物「狼」
どれも迫力抜群で、滑らかに組み合わされた流木が、それぞれの作品に生命の躍動感/実在性を与えています。
この「流木生物」たちは、一体どんなこだわりを持って制作されたのか。作者である流木お兄さんに話をうかがいました。
【画像一覧】幻想的な流木生物たち琵琶湖に流れ着く流木が生き物のオブジェに
ビーチコーミング(※浜辺に流れ着く流木やシーグラス等の素材を拾い集めること)で得た素材をオブジェや雑貨、アクセサリーに加工することをメインに、滋賀県で活動している流木お兄さん。
琵琶湖とそこに流れる数多くの河川が運ぶ流木に触れる機会が多く、そこから流木オブジェなどの再生アートを知ったのがきっかけに、創作活動をはじめたそうです。
流木生物「白虎」
作品はXやInstagramに投稿されており、「流木生物」シリーズ以外にもカラフルで様々なデザインの作品が発表されています。
特に大きな反響を集めたトナカイの流木生物。この作品のバズをきっかけに、「たくさんの人に流木の持つ魅力や可能性を知っていただけけると嬉しいです」とコメントしてくれました。
流木生物「青龍」
制作のポイントは「流木の持つ味を最大限活かすこと」
流木お兄さんに制作上のこだわりについて聞くと、「流木自体がこだわりの塊のような存在のため、自分自身のこだわりはあまりありません」とのこと。
確かにどれも唯一無二の素材が組み合わさってできた作品たち。「あくまで流木の持つ味を最大限活かすことを優先しています」と教えてくれました。
流木生物「麒麟」
流木生物たちには、それぞれ「青龍」「白虎」「麒麟」「狼」と名付けられています。
特に流木お兄さんが思い入れがあるものは、初めてつくったオブジェでもある「青龍」。YouTubeでは、流木を組み合わせて「青龍」の神々しくもあるフォルムが出来上がっていく過程がメイキング動画として公開されています。
これらの作品の一部は、流木お兄さんが懇意にしている滋賀県のキャンプ場・NodayamaTimeで実際に鑑賞することができます(外部リンク)。
また流木お兄さんは現在、東京ビッグサイトで行われるアートイベント「デザインフェスタvol.62」に申し込み中。こちらは8月1日(金)の当落発表以降に案内がありそうです。

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