動物や芸能人・著名人、漫画・アニメ・ゲームの登場人物といったキャラクターなどをモチーフに、ご飯やおかずを盛り付ける「キャラクター弁当(キャラ弁)」。
味覚・嗅覚だけではなく、視覚から食事を楽しませようとする創意工夫が施されたキャラ弁はまるで宝箱。子どもにお願いされて、キャラ弁に挑戦したことのある親御さんも少なくないのではないでしょうか。
大阪在住のXユーザー・Opsaporさんもそのひとり。遠足に行く息子さんにリクエストがないか聞いたところ、返ってきた答えはなんとホラーゲーム『8番出口』。
無理難題なオーダーに途方に暮れつつも、その願いを叶えるべく父親が全力で応えた『8番出口』のキャラ弁が、X上で注目を集めています。
ポーン…
— Opsapor (@OP3) September 25, 2025
8番ランチ出来ました。大丈夫か遠足。#異変 https://t.co/tEEL0liZDX pic.twitter.com/tOEOwjikKr
実況動画を機に『8番出口』をプレイ 実写映画も鑑賞「子どもも大人も楽しめる」
『8番出口』は、ゲームクリエイター・コタケクリエイトさんが開発した、インディー発の短編ウォーキングシミュレーター。
無限にループする地下鉄の通路から、間違い探しの要領で"異変”を見つけ、脱出することを目指すゲームです。
2023年11月のリリース後、ゲーム実況者や配信者たちから注目を集めると、人気が一気に爆発。2025年8月には、二宮和也さんが主演をつとめる実写映画も公開されました。
KAI-YOUが取材したところ、Opsaporさんと息子さんも、YouTubeで実況動画を観たことをきっかけに、『8番出口』をプレイしたのだとか。
実写映画も親子で鑑賞したそうで、「映画は期待以上の出来で、飽きさせない展開と伏線や小ネタが散りばめられてて面白かったです。子どもも大人も楽しめる作品かと思います」と感想を教えてくれました。
「帰ったらまだ弁当箱出してなかったので、ループ確定です」
そんなOpsaporさんがつくった『8番出口』のキャラ弁は、弁当箱自体から、原作をオマージュした仕上がりに。
銀色の弁当箱に、「ご案内」「弁当を残さないこと」「好物を見つけたらすぐ食べること」「好物が見つからなくても、食べること」「帰ったら弁当箱を外に出すこと」と、原作に登場するルール説明の看板のデザインに準えて、注意書きがプリントされています。
弁当箱には『8番出口』のルール説明に準えた注意書きが
Opsaporさん曰く「最初どうやってつくるかだいぶ悩んだのですが『弁当箱をゲームのルール標識にしたらそれっぽくね?』と思い、やってみた」とのこと。
また、注意書きの最後の一文は息子さんが「弁当箱を出すのをしょっちゅう忘れるので注意書きにした」のだとか。
息子さんの反応についてうかがうと、「ゲーム好きの友だちが多いのか結構ウケたようです。ただ、帰ったらまだ弁当箱出してなかったので、ループ確定です」と、ユーモアたっぷりに答えてくれました。

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