1秒間に約44京2010兆回計算ができる物といえば……そう、スーパーコンピュータの「富岳(ふがく)」ですね。
日本が世界に誇る「富岳」のケーブルって、なんだか麺のように見えてくるような──そんなアイディアから生まれたのが、名前もそのまんまの「スーパーコンピュータ『富岳』そうめん」。食べられます。
ユーモア溢れる雑貨でみんなを楽しませてくれるフェリシモのブランド「YOU+MORE!(ユーモア)」が、理化学研究所とのコラボレーションアイテムとして7月23日から発売中です。
【画像】そうめんか?ケーブルか?一瞬戸惑う「富岳」圧倒的スパコン「富岳」 理化学研究所とフェリシモがコラボ
ちなみに「富岳」についてもう少し説明しておきましょう。
「富岳」は、家庭用のパソコンでは通常1個のCPUを約16万個搭載。圧倒的な計算力で社会問題の解決や科学の進歩に貢献する、日本が世界に誇るスーパーコンピュータです。
スーパーコンピュータ「富岳」
内部にはCPUが入ったCMU(CPUメモリーユニット)が搭載され、青いケーブルが張り巡らされています。これが今回のそうめんのモチーフに。
また、頭脳にあたるこのCPUは全部で約16万個あり、膨大なデータを高速で処理し、様々な幅広い計算をこなしています。
スーパーコンピュータ「富岳」の内部
「富岳」の頭脳にあたるCPU
神戸にある理化学研究所計算科学研究センターは、この「富岳」を運用して、科学技術と社会の未来を切り拓く研究機関。計算科学の力で、幅広い社会課題の解決に貢献しています。
「『富岳』のケーブルはまるで麺みたい」→青いそうめん誕生
「スーパーコンピュータ『富岳』そうめん」がどうやって誕生したのかというと、きっかけとなったのは理化学研究所の職員の唯一無二の視点。
「美しく束ねられた『富岳』のケーブルは、まるで麺みたい」という理研職員の話から着想を得て、今回の青いそうめんが誕生しました。木箱のデザインは、「富岳」の特徴的な青いパネルをそのまま再現。開くと中の台紙にはリアルなケーブルが印刷されています。
もはやどれがそうめんかわからない!
涼を感じますね
台紙の下2段目には4束、全部で6束のそうめんが入っています。ちなみに「富岳」デザインの箱は、食べたあとは小物入れとして活躍しそうです。
まるで「富岳」のミニチュアを見ているようなリアルなそうめんセットは、理系の学生、研究者、コンピューター関係の友人・知人へのちょっとした贈りものにぴったりかもしれません。価格は3400円(税別)。
「『富岳』のCPUが虹色に輝いてかわいい」→コンパクトミラー誕生
理化学研究所とのコラボレーションアイテムは、そうめんだけじゃありません。前述した「富岳」の頭脳であるCPUが「虹色に輝いてかわいい」という理研職員の一言から着想を得て、キラキラと輝くコンパクトミラーピルケースもつくっちゃってます。
虹色にきらめくCPUのプリントが目を引くアイテムは、開くと中は2部屋に分かれたデザインになっていて、小物を仕分けするのに便利。
スーパーコンピュータ「富岳」CPUコンパクトミラーピルケース
小物入れとしても実用的
ピルケースは、薬、ピアスなどの小さなアクセサリーを入れるのに役立ちそう。背面には「富岳」とYOU+MORE!のスペシャルロゴもプリント。最先端のテクノロジーをコンパクトに閉じ込めた……という意味では、究極の“かわいい”を楽しめるアイテムです。価格は2100円(税別)。
普段は縁がないスーパーコンピュータ「富岳」を日常に落とし込んだ、これ以上ないアイディア商品に仕上がっています。

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