主催はサークル・二足獣企画。3月に「かつて魔法使いだったあなたたちへ」でフェリシモとコラボしたサークルだ。
「賽ノ目日和2」の名前の通り開催は2回目で、オンラインで即売会ができるサービス『pictSQUARE』を利用したオンライン即売会の形をとる。
今回は、筆者の独断と偏見に基づき注目しているサークルを紹介したい。
筆者が注目している2つのサークル
シナリオライターによるZINE「KaC」
TRPGシナリオ「はる永久」などの作者であるシナリオライター・朝起きて白湯さんと、「たとえ命を捨てようと」などのクトゥルフ神話TRPGシナリオライター・心臓屋こころさんの2人が編集部のサークル。主にクトゥルフ神話TRPGのシナリオ制作に関する情報を発信しており、2022年10月現在『KaC』の第一号がBoothで頒布されている。「賽ノ目日和2」では『KaC』の第2号が頒布される予定。
📣 KaC2号のお知らせ
— KaC編集部 (@KaCZine) October 9, 2022
◆ #KaC とは?🐙
クトゥルフ神話TRPGのシナリオ制作に
関する情報を発信するZINE📖🖋
1号は総勢5名のシナリオ制作者様に色々な質問にお答えいただいたり、座談会したり、SPLL申請についてまとめたりしてます。
📅 2022.11.02 #賽ノ目日和2 にて頒布予定 pic.twitter.com/8KgIMIfbB4
手紙でキセキを綴るTRPG「:プレイ・バイ・レター」
サイコロウパル、peas labo、杜塚(オオツカ)の3者によるTRPG。ダイスの代わりに、手紙を使用するTRPGです。
オンラインメッセージ、あるいは本当の手紙でやりとりしながら、
数日あるいは数週間などの時間をかけてセッションを進行していきます。
物語はPCである綴り人が、謎の手紙を受け取るところから始まります。
差出人は奇妙な「文通」を繰り返しながら、手紙を送ってきた謎の差出人と、その裏に隠された物語の真実を探っていきます。
文通の後には、差出人と綴り人が対面してともに物語の謎を解き明かします。
そして、「運命の梯子」システムによって、二人で物語の結末を決めるのです。
そんな、サイコロウパル初のオリジナルシステムです。「:プレイ・バイ・レター」頒布ページより
「手紙でキセキを綴るTRPG」と題し、マーダーミステリーやクトゥルフ神話TRPGとは違ったシステムのTRPGが公開される予定だ。
サイコロウパルのシナリオ『星の神話、エンドロール』は、にじさんじ所属のバーチャルYouTuber(VTuber)、シスター・クレアさんも参加したセッションでも使用されている。
クトゥルフ神話TRPGだけでない「TRPG」
TRPGは「テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム」の略称であり、進行役・ゲームマスターが用意したシナリオ(筋書き)の登場人物を演じながら物語を紡いでいくもの。年々人気が高まっており、近年は有名YouTuberやVTuber、俳優がTRPG配信に続々と参戦しており、その知名度もうなぎ登りだ。
最近ではTRPGのシナリオが舞台化や映画化されるプロジェクトも進行しており、現在のTRPGシーンが今後どのように変化していくのか期待が高まっている。
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