TRPG作品の即売会「賽ノ目日和2」 独断と偏見の注目サークル紹介

TRPG作品の即売会「賽ノ目日和2」 独断と偏見の注目サークル紹介
TRPG作品の即売会「賽ノ目日和2」 独断と偏見の注目サークル紹介

TRPG関連作品の即売会「賽ノ目日和」/画像は公式Twitterから

TRPG関連作品即売企画「賽ノ目日和2」が、11月2日(水)21時から11月3日(木・祝)20時まで開催される。

主催はサークル・二足獣企画。3月に「かつて魔法使いだったあなたたちへ」でフェリシモコラボしたサークルだ。

「賽ノ目日和2」の名前の通り開催は2回目で、オンラインで即売会ができるサービス『pictSQUARE』を利用したオンライン即売会の形をとる。

今回は、筆者の独断と偏見に基づき注目しているサークルを紹介したい。

筆者が注目している2つのサークル

シナリオライターによるZINE「KaC」

TRPGシナリオ「はる永久」などの作者であるシナリオライター・朝起きて白湯さんと、「たとえ命を捨てようと」などのクトゥルフ神話TRPGシナリオライター・心臓屋こころさんの2人が編集部のサークル。

主にクトゥルフ神話TRPGのシナリオ制作に関する情報を発信しており、2022年10月現在『KaC』の第一号がBoothで頒布されている。「賽ノ目日和2」では『KaC』の第2号が頒布される予定。

手紙でキセキを綴るTRPG「:プレイ・バイ・レター」

ダイスの代わりに、手紙を使用するTRPGです。
オンラインメッセージ、あるいは本当の手紙でやりとりしながら、
数日あるいは数週間などの時間をかけてセッションを進行していきます。

物語はPCである綴り人が、謎の手紙を受け取るところから始まります。
差出人は奇妙な「文通」を繰り返しながら、手紙を送ってきた謎の差出人と、その裏に隠された物語の真実を探っていきます。

文通の後には、差出人と綴り人が対面してともに物語の謎を解き明かします。
そして、「運命の梯子」システムによって、二人で物語の結末を決めるのです。

そんな、サイコロウパル初のオリジナルシステムです。「:プレイ・バイ・レター」頒布ページより

サイコロウパル、peas labo、杜塚(オオツカ)の3者によるTRPG。

「手紙でキセキを綴るTRPG」と題し、マーダーミステリーやクトゥルフ神話TRPGとは違ったシステムのTRPGが公開される予定だ。
【クトゥルフ神話TRPG】星の神話、エンドロール/前編【#月と星と花の神話】
サイコロウパル、peas laboはそれぞれクトゥルフ神話TRPGやエモクロアTRPGのシナリオを頒布しているサークル。

サイコロウパルのシナリオ『星の神話、エンドロール』は、にじさんじ所属のバーチャルYouTuber(VTuber)、シスター・クレアさんも参加したセッションでも使用されている。

クトゥルフ神話TRPGだけでない「TRPG」

TRPGは「テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム」の略称であり、進行役・ゲームマスターが用意したシナリオ(筋書き)の登場人物を演じながら物語を紡いでいくもの。

年々人気が高まっており、近年は有名YouTuberやVTuber、俳優がTRPG配信に続々と参戦しており、その知名度もうなぎ登りだ。

最近ではTRPGのシナリオが舞台化や映画化されるプロジェクトも進行しており、現在のTRPGシーンが今後どのように変化していくのか期待が高まっている。
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