世界を旅する様子を動画するYouTuber・Bappa Shotaさんが、10月16日に自身のInstagramでライブ配信を実施。自身が無事であることや、スイスで撮影を行っていたことを報告した。
Bappa Shotaさんは6月28日、中国の新疆ウイグル自治区を取材した動画を投稿(外部リンク)。その後、Instagramなどでは断続的に発信があったものの、9月20日まで動画の投稿が停止していた。
それを受け、SNS上ではBappa Shotaさんが「中国政府に監視、洗脳されているのではないか」「何か危険なことに巻き込まれているのではないか」との安否を心配する声が多く集まっていた。
突如、2か月にわたって活動を停止していた「Bappa Shota」
Bappa Shotaさんは、チャンネル登録者数143万人を誇る旅系YouTuber。
世界各国の「光と闇」をテーマに、現地住民たちと交流し、その国の現状を伝える。YouTubeの動画としては異常なまでのハイクオリティな取材と映像でも知られている。
しかし、6月28日に公開した中国の新疆ウイグル自治区を取材した動画を最後に、9月20日まで動画の更新が停止。
YouTubeのコミュニティ投稿やSNSでは断続的にBappa Shotaさんからの発信があったものの、SNS上では彼の安否を心配する声が数多く集まっていた。
Bappa Shotaさんが無事を報告したコミュニティ投稿/画像はYouTubeチャンネルから
9月20日に投稿された動画では、活動停止の理由を、毎週新たな国へ移動し、撮影を続ける生活への疲れなどによるものだと説明(外部リンク)。
また、ウイグル自治区の動画に対して意図していなかった反響が多く集まってしまったことから「自分の動画が人々の憎しみや分断を煽ってしまっているのかもしれない」と悩んでいたことも吐露している。
「中国に拘束もされてませんし、洗脳もされてません」と宣言
一方SNS上では、9月20日の動画の中でBappa Shotaさんの顔にアザのようなものがあったことや、Bappa Shotaさんが辺りを見回すような仕草をしていたことへの指摘が集中。
「Bappa Shotaさんは現在も中国で拘束されているのではないか」「暴行を受けているのではないか」「この動画はAIによって生成されたのではないか」などの様々な憶測が飛び交っていた。
10月16日のライブ配信で、Bappa Shotaさんは「顔のアザ」だと言われていたものは、ニキビを治療した跡だと説明。「ニキビのひどい版ができて。東京の皮膚科に行ってレーザーで焼いてもらった後に撮影した」と語った。
Bappa Shotaさんは近況について、約1か月間スイスで撮影をしていたこと、毎日8~10時間運転をして疲れ切っていたことを報告。
現状について「中国に拘束もされてませんし、洗脳もされてませんし、アカウントも乗っ取られてません」と明言しつつ、手を振りながら「これでAIじゃないでしょ」と疑惑を否定。
2ndチャンネル「Bappa Life」で視聴者の疑問に対して答えるような動画を投稿予定だと語った。

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