農業VTuberユニットPeaky Hikers、新米6.3トンを収穫/販売 お茶碗83000杯分

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KAI-YOU編集部_エンターテインメント部門
農業VTuberユニットPeaky Hikers、新米6.3トンを収穫/販売 お茶碗83000杯分
農業VTuberユニットPeaky Hikers、新米6.3トンを収穫/販売 お茶碗83000杯分

田植機に挑戦するPeaky Hikersのアルピナさん

群馬在住のVTuberユニット・Peaky Hikers(ピーキーハイカーズ)が、自ら育てた新米合計6.3トンを収穫し、「ぴきはい米 R7新米」として10月30日(木)23時より発売する。

これは農林水産省の統計による日本人1人あたりの年間米消費量(約51kg)で換算すると、約42000合/お茶碗約83000杯分/124年分に相当する。

VTuber自らが農業を行い、その成果を全国へ届ける新たな試み。「ぴきはい米 R7新米」はPeakyHikers公式オンラインショップで販売される。

農業と演劇を発信する群馬県のVTuberユニットPeaky Hikers

“ピキハイ”ことPeaky Hikersは、メイローさん、アルピナさんの2名によるVTuberユニット。チャンネル登録者数は3.29万人。

「PeakyHikers」のアルピナさん(左)とメイローさん(右)

二人は群馬県在住の夫婦で、動画投稿をメインに活動。「群馬×農業×演劇」をテーマに、本格的に農業を行う様子を動画で投稿している。

10月9日には7周年を記念したコラボビールを発表。群馬県のクラフトビールメーカー・嬬恋高原ブルワリーとのコラボ商品で、11月13日(木)23時59分まで販売されている(外部リンク)。

制作工程にも参加したコラボビール

「お米離れ」「農業の担い手不足」──社会課題に挑戦するピキハイ

国内の米消費量は1970年の118kgから半減し、現在は50kg前後に低迷。農業従事者数は30年で半減している。

そんな背景がある中で、PeakyHikersの取り組みは「お米離れ」と「農業の担い手不足」という社会課題に対して、デジタル発信を通じて「農業の魅力を再発見し、次世代へつなぐ挑戦」となっている。

2024年に販売した「ピキハイ米2kg」

PeakyHikersは今後、お米の販売に加え、多種多様な農作物の生産や地域文化との連携を強め、群馬発の挑戦を全国に広げていくと展望を見すえている。

「ぴきはい米 R7新米」商品ラインナップは以下の通りだ。

商品ラインナップ
群馬県産「あさひの夢」
2kg 1,700円/5kg 3,700円/10kg 7,400円/30kg(玄米)21,000円

群馬県産「コシヒカリ」
2kg 2,000円/5kg 4,200円/10kg 8,400円
※税込み、送料別

PeakyHikersのアルピナさんは、「田んぼで土に触れることや稲の成長を見守ることは、本当に楽しい体験です。今回のお米も、そんな時間をファンの皆さんと共有しながら収穫できました。私たちをきっかけに“農業って面白いかも”と思ってもらえたら嬉しいです」とコメントしている。

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