あるときは“ビバのバブ”、またあるときは“チビーバー”、またまたあるときは“たわし”──。
XやInstagramで流れてくるたびにみんなを笑顔にする存在といえば……そう、ビーバーの赤ちゃんですね。
最近、各地の動物園で赤ちゃん誕生の報告が相次いでいる印象の今日この頃。そんな中、埼玉県にある東武動物公園でも6月26日に、アメリカビーバーのあんず(母)とモカ(父)の間に、2年ぶり2度目となる赤ちゃんが誕生しました。
カピバラと並ぶ最大のネズミの仲間 アメリカビーバー
アメリカビーバーは、カピバラと並ぶ最大のネズミの仲間。北アメリカのアラスカから南はフロリダ北部にかけて分布しています。
特徴のある平たい尾は、うろこ状の皮膚に覆われ、泳ぐ時に舵の役目を果たします。木をかじり倒して、川の流れをせき止めるダムを建築する動物として知られています。寿命は10〜15年。
東武動物公園のチビーバー、生後5日でプールデビュー
東武動物公園によれば、2025年に入ってから母親・あんずの体重増加や乳頭の膨らみなど妊娠の兆候が見られ、6月26日に待望の赤ちゃんが3頭誕生しました。
体重は3頭ともおよそ1000グラムで、現時点での性別は不明。通常、生後10〜14日で泳ぎはじめるとされるビーバー。今回の赤ちゃんは生後わずか5日でプールデビューをする仔もおり、順調に成長中です。
夜行性のため、日中は寝ていることが多いようですが、夕方には親子そろって泳ぐ様子が確認できるかもしれません。
東武動物公園の公式YouTubeチャンネル「東武ZOOKEEPERch」では、ほぼ毎日ビーバーの赤ちゃんの様子を生配信中。
8月中旬には、赤ちゃんの名前を発表する特別ガイドも開催予定。ガイドの詳細は後日、公式サイトなどでアナウンスされます。
この夏、ぷかぷか浮いたりすいすい泳いだりする元気いっぱいのビーバーの赤ちゃん「チビーバー」に会いに行きませんか?

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