声優・丸山有香さんが主宰する同人サークル・櫻縁家(おうえんか)が『クトゥルフ神話TRPG』の人気シナリオ「鰯と柊」を朗読劇化する。
「鰯と柊」は、プレイヤー2人がとある宗教の教祖と信者となり、宗教団体で起こった事件を捜査していくというシナリオ。プレイヤー2人がつくり出す関係性が色濃く物語に反映され、プレイ後の余韻が深いと評判だ。
口コミや配信などでその人気を確かなものにしており、現在のTRPGブームを代表する作品として知られる。
朗読劇の公開時期は2026年初旬を予定。詳細は続報が待たれる。
声優・丸山有香さんの自主制作同人サークル「櫻縁家」
櫻縁家は、声優・丸山有香さんの自主制作同人サークル。
2019年には、悠木碧さん、田村睦心さん、斎賀みつきさん、小林由美子さん、白石涼子さん、森なな子さん、小岩井ことりさん、皆川純子さん、竹内順子さんら豪華キャストを巻き込み、少年アイドルの同人ドラマCD企画『アイショタ idol show time』を発表。
その後グッズ、コミカライズなど展開を続けた結果、2024年11月にはバンダイナムコフィルムワークスやバンダイナムコミュージックライブと合同で製作する「idol show time」(※同人版とは別プロジェクト)が始動している。
また、2024年6月には『エモクロアTRPG』向けシナリオ「ヴェルネの天使は死を歌う」の朗読劇を開催している。
TRPGブームを象徴する○助作シナリオ「鰯と柊」
「鰯と柊」は、『クトゥルフ神話TRPG』第6版向けの2人用シナリオ。
TRPGクリエイター・○助(まるすけ)さんによって制作され、○助さんのサークル「多箱屋商会」のBOOTHで販売されている。
「鰯と柊」あらすじ
あなた達は関東近郊に拠点を構える宗教団体「拝掌教(ハイタキョウ)」の教祖と信者だ。
ある日教団内部にて殺人事件が起きた。
悲鳴を聞きつけ駆けつけたあなた達が目撃したのは、自らの血だまりに沈む幸福な信者の姿だった。
「ああ、私は、幸せでした。」箱屋商会BOOTHから
近年、TRPGの人気が高まる中で、『クトゥルフ神話TRPG』を中心に感傷的な感情を共起させ、高い没入感が得られるようストーリーを重視したいわゆる“エモシ(=エモいシナリオ)”の人気が高まっている。
「鰯と柊」は、そんな潮流を代表するシナリオの一つであり、多くのシナリオが出品されているBOOTHでもトップクラスの人気を誇っている。
その勢いもあってか、2024年8月~9月にはマルイのオンラインショップのコラボイベント「鰯と柊×OIOI-拝掌教の日常-」が開催。
描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズが販売された。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント