コズミックホラーの代名詞「クトゥルフ神話」に登場する生物を怪獣図鑑風に紹介する書籍『クトゥルフ神話生物解剖図鑑』が、5月28日(火)に秀和システムから刊行される。
海底都市に眠る邪神・クトゥルフ、シュブ=ニグラスの落とし仔・黒い仔山羊、冷気を操る旧支配者ことルリム・シャイコース──。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさんが生み出した怪物について、種族や能力、特徴などを、特撮作品の怪獣図鑑風にアレンジして紹介している。価格は1650円(税込)。
同人誌『帰ってきた!クトゥルフ神話生物図解』が商業出版
アメリカの作家であるH・P・ラヴクラフトさんが生み出した“クトゥルフ”の物語は、のちに「クトゥルフ神話」として体系化され、映画、漫画、アニメ、ゲーム、そしてTRPGと、多くのジャンルに影響を与えている。
『クトゥルフ神話生物解剖図鑑』は、著者であるグラフィックデザイナー/イラストレーターの山田剛毅(goking)さんが制作した同人誌をもとに、内容面をさらに充実させた書籍だ。
もともとは『帰ってきた!クトゥルフ神話生物図解』として、2023年夏の「コミックマーケット102」にて山田剛毅さんのサークル・ギルマンハウスから頒布されたもの。
今回の商業出版にあたっては、TRPGデザイン/翻訳を主戦場とするフリーライター・朱鷺田祐介さんが、解説面をサポート。
朱鷺田祐介さんは、代表作に『深淵』『クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上』『信長の黒い城』のデザイン、『シャドウラン5th Edition』『エクリプス・フェイズ』『ザ・ループTRPG』の翻訳、『クトゥルフ神話ガイドブック改訂版』『酒の伝説』『図解巫女』などを持つ人物だ。
「新クトゥルフ神話TRPG」としてTRPGでも人気を集める「クトゥルフ神話」。そこに登場する名状しがたい生物について、『クトゥルフ神話生物解剖図鑑』では、楽しみながら詳しくなれそうだ。
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