映画『カタシロReplica』の制作を目的に行われているクラウドファンディングの支援総額が、目標金額の1500万円を突破した。
同作は『新クトゥルフ神話TRPG』向けシナリオ「カタシロ」を原案に、劇場映画作品として再構成したもの。
お笑い芸人の千原せいじさんや元QuizKnockのこうちゃん、モデルのみりちゃむさんらの出演が発表されている。
クラウドファンディングは5月8日から実施中。プロジェクトページの説明によると、集まった支援金は、キャストの出演費やグッズ制作、スタジオ代などに使われる。
クラウドファンディングの期限は6月30日(日)まで。映画は、テアトル新宿のレイトショーで、6月21日(金)から27日(木)にかけて上映される。
TRPGブームを牽引するシナリオ「カタシロ」
「カタシロ」は、実況者グループ・驚天動地俱楽部のディズムさんが制作したTRPG用のシナリオ。
物語の中に思考実験が組み込まれており、参加するプレイヤーの内面が反映され、十人十色の物語が展開される。
2021年と2022年には、「カタシロRebuild」「カタシロRebuild 侵蝕」というタイトルで舞台化。その際にもクラウドファンディングを行っており、それぞれ4400万円、2100万円の支援を集めている。
舞台版は、主人公である記憶喪失の患者を演じるキャストには台本が渡されず、何も知らないまま舞台に立ち、物語を体験していくという形式が取られた。
患者役には精神科医の名越康文さんやラッパーの呂布カルマさん、イラストレーターのさいとうなおきさんらが起用。公演ごとにキャストが変わり、それぞれの個性が反映された物語が紡がれた。
芸人からクイズプレイヤー、モデルまで出演する『カタシロReplica』
今回の映画『カタシロReplica』でも、同じく患者役の出演者には台本が渡されず、何も知らないまま撮影が行われる。
一方、舞台版とは異なり、音楽や効果音の演出が加えられ、冗長な箇所をカットしたり編集を加えることで、映像化の利点を活かした内容になるという。
患者役のキャストには、お笑い芸人の千原せいじさん、俳優の大河元気さん、黒沢あすかさん、齋藤明里さん、毎熊克哉さん、元QuizKnockのこうちゃん、モデルのみりちゃむさん、グラフィックデザイナーの倉島一幸さんらを起用。
物語の核となるもう一人の患者役には、Vシンガーの藍月なくるさん、にじさんじ所属の健屋花那さん、周央サンゴさん、のりプロ所属のレグルシュ・ライオンハートさん、ななしいんく所属の堰代ミコさん、声優の相羽あいなさん、虹のコンキスタドールの岡田彩夢さん、Sengoku Gaming所属の天ノ川ねるさんが抜擢されている。
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