タレントの木村拓哉さんのYouTubeチャンネルに、『ハイキュー!!』孤爪研磨役や『進撃の巨人』エレン・イェーガー役で知られる声優・梶裕貴さんが登場しました。
動画はバラエティ番組「木村さ〜〜ん!」の最新回として7月26日に同公開。「木村拓哉&梶裕貴 昼下がりのゆったりカフェトーク」と題して、俳優と声優という立場から、梶裕貴さんとの役者や演技に関するトークが繰り広げられました。
木村拓哉、梶裕貴の出演作『ハイキュー!!』を視聴していた
国民的アイドル・SMAPの元メンバーであり俳優として数々の作品に主演する木村さんと、多くのアニメ/ゲームに出演して名実共に人気声優である梶さん。2人はなんと今回が初対面です。
動画の冒頭、小さい頃からその存在を認識してきた木村さんとの対面によって、緊張と暑さ(ロケ当日は37度の猛暑)のせいか梶さんが汗だくになってしまう場面も。
緊張と暑さで汗拭きタイムになる梶裕貴さん/画像はYouTubeより
トークの中で梶さんは、木村さんが実写映画に出演していた漫画/アニメの『シュート!』をきっかけにサッカーをはじめたと打ち明け、木村さんが驚く姿も印象的でした。
一方の木村さんも、梶さんが孤爪研磨役で出演したアニメーション映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』を、「やばいすからね!」と紹介するなど、梶さんの演技を賞賛しました。
梶裕貴が語る声優の醍醐味 木村拓哉は『ジャッジアイズ』を振り返る
声優としてのトークでは、日本と海外の違いにも言及。日本では映像に合わせて収録するアフレコ(アフターレコーディング)が主流ですが、海外では音声に合わせて映像を制作するプレスコ(プレスコアリング)が一般的です。
梶さんは、時間などの制限なく演じられるプレスコへの羨ましさを明かしながらも、自身を「声優を目指して声優になっているタイプの人間」とコメント。その上で、「口パクがあって、そこに合わせていくっていうのも含めて、醍醐味と感じる」「条件があって、その中で自由に調理してくださいっていう方が、燃えるというか楽しめる」と、声優としての矜持が垣間見える瞬間もありました。
声優としての醍醐味を語る梶裕貴さん/画像はYouTubeより
動画で声優のすごさに感心しきりの木村さんですが、自身も『ハウルの動く城』ハウル役や『REDLINE』JP役といったアニメに加え、近年はゲーム『JUDGE EYES:死神の遺言』の主人公・八神隆之役も記憶に新しいといころ。
今回のトークでも、「ゲームの台本のボリュームがすごい」という話題に。木村さんは「プレイヤーがAを選択した場合、Bを選択した場合、ボクシング部に入部した場合……全部必要で」とコメント。「ゲームはすごかった……すごかった!」と、収録当時を振り返りながら、そのボリュームに改めて圧倒されている様子でした。
ゲーム収録時を振り返る木村拓哉さん/画像はYouTubeより
ドラマや映画との違いを語る場面も/画像はYouTubeより
そういった大変さも含めて、声優という職業について「特殊能力者ですよ」と感嘆の言葉を口にしていました。
木村拓哉と梶裕貴、2人が繰り広げる“企画”にも注目
なお、今回の概要欄には「今回はとある企画実現のため声優の『梶裕貴』さんに番組に来ていただきました!」「次回のお二人でする企画もお楽しみに」との説明も。
果たして、アニメや役者トークで打ち解けた2人が、どんな企画を行うのか。次回8月2日公開の最新回にも注目が集まります。

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント