日本テレビ「金曜ロードショー」で、アニメ映画『ハウルの動く城』の放送が決定した。
放送日は1月10日(金)。ノーカットでの放送となる。
「金曜ロードショー」での『ハウルの動く城』の放送は、2023年1月以来2年ぶり。
米アカデミー賞にもノミネートされた傑作『ハウルの動く城』
『ハウルの動く城』は、スタジオジブリの宮崎駿監督が『千と千尋の神隠し』に続いて手がけた作品。
主人公のソフィーを倍賞千恵子さん、美しき魔法使い・ハウルを木村拓哉さんが担当。荒地の魔女役として美輪明宏さんが出演したことも話題となった。
ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞をはじめ、米アカデミー賞ノミネートなど、国内外で高い評価を受けた。
原作はイギリスのファンタジー作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが発表した『Howl's Moving Castle(邦題:魔法使いハウルと火の悪魔)』。この原題を見た宮崎駿監督が「城が動くって面白い」と惹かれたことから制作が決定したという。
しかし、動く城のデザインは難航。宮崎駿監督は、スタジオジブリ代表取締役の鈴木敏夫プロデューサーと相談しながら大砲や屋根、煙突などを描き完成させたという。
「ジブリパーク」ではウィンターイルミネーションが開催中
なお、『ハウルの動く城』は11月20日で、公開から20年。
現在、愛知県長久手市の「ジブリパーク」では『ハウルの動く城』をモチーフとした初のウィンターイルミネーションが開催中。
“ジブリの大倉庫”の大きなガラス壁面が、アニメーションのコマ送りのような演出で、2025年2月3日(月)までライトアップされている。
『ハウルの動く城』あらすじ
18 歳の少女・ソフィーは、長女として亡き父の残した帽子屋を一人で切り盛りしてきたが、それは決して彼女の望んだ生き方ではなかった。
ある日、出征兵士でにぎわう町中でソフィーは兵隊にからまれる。その窮地に救いの手をさしのべたのは通りすがりの美青年。彼は不思議な力でそのまま空へと舞い上がり、ソフィーを束の間の空中散歩にいざなうのであった。夢のような出来事に心奪われるソフィー。
しかしその夜、ソフィーは、店を訪れた荒地の魔女に呪いをかけられ、90 歳のおばあちゃんに姿を変えられてしまう。このままではいられない!意を決して荷物をまとめて荒地を目指すソフィー。夕暮れ迫る荒地を歩いていると、その向こうから、目の前に奇怪な形をした「ハウルの動く城」が姿を現したのだった......。
© 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
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