日本テレビの番組「金曜ロードショー」で、4週連続で細田守監督の劇場アニメーション作品が放送されることが発表された。
放送スケジュールは以下の通り。
11月7日(金)『おおかみこどもの雨と雪』
11月14日(金)『バケモノの子』
11月21日(金)『竜とそばかすの姫』
11月28日(金)『時をかける少女』
※いずれも21時から放送
11月21日(金)には細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が公開が控えている。この4週では毎回、特別映像や特別情報が届けられる。
11月7日(金)放送『おおかみこどもの雨と雪』
2012年公開の『おおかみこどもの雨と雪』は、独立してフリーとなった細田守監督のオリジナル長編アニメーションの二作目。アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」が設立されてはじめての作品だ。
「おおかみおとこ」と恋に落ち、「おおかみこども」を育てることになった主人公・花と、その子どもたち「雨」と「雪」の苦悩と成長の13年間を描く。
『おおかみこどもの雨と雪』場面写真
11月14日(金)放送『バケモノの子』
2015年公開の『バケモノの子』は、リアルな渋谷の街を舞台に、人間界から異世界に迷い込んだ孤独な少年・九太と、彼を弟子に取る粗暴なバケモノ・熊徹の2人を中心に展開。
2人の奇妙な師弟関係から、バケモノたちの棲む異世界と冒険、壮大なアクションを描き、やがて人間界と異世界を揺るがす大事件に巻き込まれていく。
『バケモノの子』場面写真
11月21日(金)放送『竜とそばかすの姫』
コロナ禍の真っただ中にあった2021年に公開された『竜とそばかすの姫』は、興行収入66億円を記録し、細田守監督作品最大のヒットを記録。
『美女と野獣』をモチーフに、『サマーウォーズ』でも描かれた変実世界とインターネットの仮想世界という、2つの世界が絡み合いながら物語が展開する。
主人公は、幼いころに母を亡くして以来歌うことができなくなった女子高校生・すず。心に大きな傷を抱えた彼女が、仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、懸命に未来へ歩いていこうとする。
『竜とそばかすの姫』場面写真
11月28日(金)放送『時をかける少女』
2006年公開の『時をかける少女』は、細田守監督がフリーになって初めて手がけたアニメ映画。原作は筒井康隆が1965年に発表したSF小説。
1983年公開の実写映画『時をかける少女』から、約20年後の2006年を舞台に新たな物語を紡ぐ。
踏切事故をきっかけに、自在に時を超えるタイムリープの能力を身につけた女子高校生・真琴が、日常的に能力を使う中で「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していいく青春物語だ。
『時をかける少女』場面写真
『果てしなきスカーレット』公開記念「細田守監督作品と思考実験展」も開催
金曜ロードショーでの連続放送の他にも、クリエイティブ集団・NO MOREが制作する「思考実験展」と細田守監督作品コラボレーション企画「細田守監督作品と思考実験展」も開催が決定。
会期は11月21日(金)~12月21日(日)で、会場は『バケモノの子』の舞台ともなった渋谷の中心地・SHIBUYA TSUTAYAとなる。
「細田守監督作品と思考実験展」キービジュアル
本イベントの参加者は案内人に導かれ、作品の世界を体感・思考しながら会場を進み、各作品の名シーンを題材に“思考実験”を展開。
「あの映画の、あのシーンに直面したら、あなたはどんな選択をしますか?」という質問から様々な選択を重ね、体験の最後には思考実験結果が渡される。
©2012 W.C.F.P
©2015 B.B.F.P
©2021 CHIZU
©2006 TK/FP
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