細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が、2025年冬に公開されることが決定した。
2021年夏公開のアニメ『竜とそばかすの姫』以来の新作となる。制作はスタジオ地図。
ティザービジュアルには剣を携えたキャラクターが佇むが、詳細は不明。ストーリーなどの情報は今後解禁される。
なお、配給会社である東宝の発表資料には、「『時をかける少女』から19年。時空をこえる強き王女誕生-2025年冬、天才・細田守の情熱が世界中に吹き荒れる」と紹介されている(外部リンク)。
監督デビューから25年『時をかける少女』などを手がけた細田守
細田守監督は、1999年公開の短編映画『デジモンアドベンチャー』で監督としてデビューしたアニメーション監督。
以来『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『未来のミライ』などを手がけてきた。
これまでに日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞している。
前作『竜とそばかすの姫』は興収66億円 自身最大のヒットを記録
2021年7月には、細田守監督の作品史上最大のヒット作『竜とそばかすの姫』が公開。
同年の国内興行収入では第3位となる66億円を記録した。
本作は幼いころに母を亡くして以来歌うことができなくなった女子高校生の主人公・すずが、“もうひとつの現実”と呼ばれる仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、前に進んでいこうと奮闘する物語。
すずの声優にはミュージシャンの中村佳穂さんを起用し、圧巻の歌唱シーンを実現した。また、中村佳穂さんとmillennium parade(現MILLENNIUM PARADE)による主題歌「U」を筆頭に、劇中音楽も話題になった。
2003年発表の『SUPERFLAT MONOGRAM』が公開
余談だが、いまや劇場アニメ監督として知られる細田守監督は、2003年に現代美術家・村上隆さんとファッションブランドのルイ・ヴィトンのコラボレーションで制作された短編アニメーション『SUPERFLAT MONOGRAM』も手がけている。
当時、プロモーション映像として制作され、長らく観られる機会がなかったが、この12月にルイ・ヴィトンブランドのYouTubeチャンネルで公開。
最新作『果てしなきスカーレット』の続報を待つ間、細田守監督作品として改めて振り返っておきたい。
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