エドワード・ベルガー監督の映画『教皇選挙』が7月30日(水)から、Amazon Prime Videoで見放題になりました。
『教皇選挙』は、バチカン市国・システィーナ礼拝堂で秘密裏に行われる選挙「コンクラーベ」の内幕に迫ったミステリー。
日本では3月に公開され、高い評価を獲得した作品が、早くも手軽に視聴できます。なお、配信開始時点で日本語吹き替え版(※)が視聴できるのはPrime Videoのみです。
カトリック教会の陰謀やスキャンダルを描く映画『教皇選挙』
コンクラーベとは、全世界14億人以上の信徒を統べるカトリック教会の最高指導者でバチカン市国の元首であるローマ教皇の逝去に伴い、次の教皇を決めるもの。
映画『教皇選挙』は、その選挙を執り仕切るローレンス枢機卿(演:レイフ・ファインズさん)を中心に、水面下でうごめく陰謀やスキャンダルを描いた作品。第97回アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞しました。
日本では、劇場公開期間中、現実のバチカンでもコンクラーベが行われたことでも話題に。
監督は2022年のリメイク映画『西部戦線異状なし』でも高い評価を獲得したエドワード・ベルガーさん。その次作である『教皇選挙』でも前作ファンからの期待を裏切らない完成度の高い物語が展開されます。
視聴の前に公式サイトをチェックして予習を
濃密な人間関係と互いの思惑が交錯するストーリーや、バチカンという知られざる世界の一端に触れられた気分になれる本格的な撮影や服飾が魅力の『教皇選挙』。
『教皇選挙』人物相関図/画像は公式サイトより
ただ、登場人物はいずれも鮮やかな祭服に身を包んだおじさんがメイン。渋すぎる。いや、渋いのは良いのですが、馴染みがないこともあって、誰が誰なのか、誰と誰がどういう関係なのか混乱しながら視聴した方も多いはず。というか、筆者がそうでした。
公式サイトには、そうした混乱を避けるべく、人物相関図や用語解説が掲載。まずはそちらを確認してからの視聴をおすすめします。
(※)本作吹替版は映画製作者の意向により以下のレギュレーションに沿って制作されています。
・主要登場人物は英語のみを日本語に吹き替え、英語以外(ラテン語、イタリア語、スペイン語)はその言語のまま各国の俳優が演技して字幕を表示する。
・テデスコ枢機卿、及び英語以外のみ話すキャラクターはオリジナル音声のままとし、字幕を表示する。
・ラテン語の祈り、誓いなど観客の集中が必要な一部のシーンでは字幕を表示しない。
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