日本公開が見送られたサイコスリラー映画『M3GAN/ミーガン 2.0』が、10月21日(火)からAmazonのPrime Video独占での見放題配信がスタートした。
全世界で1億8000万ドル超の興行収入を記録した前作『M3GAN/ミーガン』の続編として、日本では10月10日に公開が予定されていたものの、8月1日に劇場公開が中止が発表。
お友達AI人形ことM3GAN(ミーガン)のさらなる活躍を心待ちにしていたファンは多いだけに、Prime Videoでの配信開始は朗報であることは間違いないだろう。
お友達AI人形・ミーガンの暴走を描くサイコスリラーの続編
『M3GAN/ミーガン 2.0』は、「死霊館」「アナベル」シリーズのプロデューサーであるジェームズ・ワンさんと、『ハロウィン』『透明人間』で知られる映像プロダクション・ブラムハウスがタッグを組んだサイコスリラー映画。
2022年公開の『M3GAN/ミーガン』の続編であり、心に傷を負った少女の親友になるようプログラムされたお友達AI人形・M3GAN(ミーガン)の暴走(活躍)を描いている。
『M3GAN/ミーガン 2.0』場面写真
物語の舞台は、恐るべき人工知能を持つミーガンが暴走し、破壊されてから2年。ミーガンの生みの親であるジェマは、AI技術の政府監視を提唱する著名な作家となり、ジェマの姪で14歳のケイディは、反抗期の真っ只中にあった。
平穏な日々が続いていたある日、ミーガンの技術を基に作られた究極の殺人兵器・アメリアが誕生。暴走して人々を次々に殺害するアメリアによって世界が危機を迎える中、ジェマは自らの手で葬ったミーガンを、より強く、速く、凶悪にアップデートし、再び蘇らせることを決意する。
『ミーガン 2.0』日本公開中止、背景に世界的な興行不振?
前述した通り、『M3GAN/ミーガン 2.0』は当初、10月10日の日本公開が予定されていた。しかし、公開まで2ヶ月となった8月に公開中止が決定。多くのファンが落胆した。
明確な理由は言及されていないものの、作品を巡っては、6月の北米での公開以降、興行収入が振るわないといったニュースが報じられていた。
NYで行われた『M3GAN/ミーガン 2.0』のワールドプレミアイベントの様子
実際、前作『M3GAN/ミーガン』はオープニング興行収入3,040万ドルというPG-13ホラー映画史上最大級の記録を樹立。全世界で1億8000万ドル超(約270億円)の興行収入を達成した。
日本でもスマッシュヒットを記録していたが、最新作『M3GAN/ミーガン 2.0』は北米での公開後、興行的な不振が伝えられることに。映画の興行収入を集積/分析するWebサイト「Box Office Mojo」によれば、現時点の全世界の興行収入は3908万ドル(約59億円)となっている(外部リンク)。
絶叫映画界のニューヒロインとして人気を集めたミーガン。性能も愛情も狂気もレベルアップしているという彼女の活躍を楽しみにしていた人は、この機会にチェックしてみよう。
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