ホラー番組「フェイクドキュメンタリーQ」新企画始動 作者不明の漫画原稿を公開

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KAI-YOU編集部_アニメ・漫画部門
ホラー番組「フェイクドキュメンタリーQ」新企画始動 作者不明の漫画原稿を公開
ホラー番組「フェイクドキュメンタリーQ」新企画始動 作者不明の漫画原稿を公開

『Q この漫画に見覚えがある方はお知らせください』/画像はcomic HOWL編集部のXより

YouTubeを拠点にモキュメンタリーホラーを展開してきた「フェイクドキュメンタリーQ」が9月17日(水)、新たなプロジェクトを始動した。

タイトルは『Q この漫画に見覚えがある方はお知らせください』。Web漫画サイト「comic HOWL」で漫画が公開されている。

comic HOWL編集部の公式Xによれば、物語の舞台は2002年2月。人口3000人ほどの町に暮らすKさん宅へ直接投函された差出人不明の封筒にの中に、漫画の原稿と「よんで下さい」とだけ書かれた便箋が同封されていたという。

「よんで下さい」と書かれた便箋/画像はcomic HOWL編集部のXより

事実と虚構を地続きに見せる「フェイクドキュメンタリーQ」

「フェイクドキュメンタリーQ」は、ホラーエンターテインメント系YouTuberグループ「ゾゾゾ」の皆口大地さんと、「心霊マスターテープ」「ほんとうにあった怖い話」シリーズで知られる寺内康太郎さんらによる一連の作品。

YouTubeのチャンネル登録者数は36万人を有しており、2021年から現在まで同名のホラー短編シリーズとして、「Cursed Video(呪われたビデオ)」「No Fiction」「Basement(地下室)」などのエピソードを公開。9月21日(日)0時には、シリーズ最新作となるシーズン2第10話が公開される。

9月21日公開「フェイクドキュメンタリーQ」最新作

YouTube以外にも、シリーズを再構成した書籍『フェイクドキュメンタリーQ』(双葉社)、さらに幻冬舎plusでの連載『じゆうちょう「Q」』が話題を呼んできた。

また、『イシナガキクエを探しています』『魔法少女山田』など、テレビ東京のモキュメンタリー番組シリーズ「TXQ FICTION」にも、皆口大地さんと寺内康太郎さんが参加している。

今回の取り組みは、「フェイクドキュメンタリーQ」が得意とする事実と虚構を地続きに見せるモキュメンタリーホラーの手法に基づいている。

アメリカの秘密基地「エリア51」を巡る漫画が公開

今回の『Q この漫画に見覚えがある方はお知らせください』では、「comic HOWL」にて「QC:0」と題した漫画を公開。

『トム&クーピー』と題された漫画/画像はcomic HOWL編集部のXより

内容は、便箋に「よんで下さい」と書かれた紙とともにKさん宅に届けられたという5ページの漫画。漫画用の原稿用紙に下書きのような状態で描かれたそのタイトルは『トム&クーピー』。アメリカの秘密基地「エリア51」を巡る物語のゲラのような内容になっている。

漫画の1ページ目には、作画として「織川隆智」という名前がクレジットされているものの、何者かは不明だという。

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