テレ東のモキュメンタリーホラー『飯沼一家に謝罪します』が書籍化

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KAI-YOU編集部_文芸部門
テレ東のモキュメンタリーホラー『飯沼一家に謝罪します』が書籍化
テレ東のモキュメンタリーホラー『飯沼一家に謝罪します』が書籍化

『飯沼一家に謝罪します』書影/画像はAmazonより

テレビ東京系列のモキュメンタリー番組『飯沼一家に謝罪します』の書籍化が決定した。2026年1月29日(木)にKADOKAWAより刊行される。

『飯沼一家に謝罪します』は、現実と虚構の境界を揺さぶるモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)ホラーとして話題を呼んだ番組。

書籍版には、放送時に明かされなかった事実や放送後の顛末についても記されているという。

Amazon限定版にはオリジナル音声データの特典が付属する。

痛ましい事件の異変を探るモキュメンタリー『飯沼一家に謝罪します』

『飯沼一家に謝罪します』は、2024年放送。『イシナガキクエを探しています』に続く「TXQ FICTION」シリーズ第2弾として制作された。

『飯沼一家に謝罪します』

1999年に放送された家族対抗番組『幸せ家族王』と、その後に起きた飯沼一家の悲劇を再検証する──という形式で展開されるモキュメンタリーだ。

番組では、優勝を果たした一家が自宅火災で全員亡くなるという痛ましい事件を軸に、収録時に行われていた「運気を上げる儀式」の存在などの異変などが浮かび上がっていく。

1999年当時の雰囲気を再現したVHS風の画質やテロップ、家庭的な空気の裏に潜む不穏さなどの演出が特徴だ。

隠された“もうひとつの物語”を探る書籍版『飯沼一家』

番組と同様に書籍版でも、読者はスタッフ/関係者/当事者/番組本編映像などを追い、儀式の意図、家族の構図、テレビの仕組み、隠された“もうひとつの物語”を探ることになるようだ。

さらに物語の終盤には、「その後の飯沼明正」に関する15分ほどの新映像も用意されているという。

著者は怪談師でもある夜馬裕さん。脚本には「TXQ FICTION」シリーズに携わっている寺内康太郎さん、構成には同じく福井鶴さんがクレジットされている。

なお、「TXQ FICTION」の第1弾『イシナガキクエを探しています』についても、2025年7月にKADOKAWAから刊行されている。

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