江口寿史
えぐち ひさし
江口寿史とは、1956年3月29日生まれ・熊本県水俣市出身の漫画家・イラストレーター。
代表作は『ストップ!! ひばりくん!』『すすめ!!パイレーツ』『ひのまる劇場』等。
近年では大友克洋監督『老人Z』大槻ケンヂ著『グミ・チョコレート・パイン』今敏監督『パーフェクトブルー』銀杏BOYZ『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』MATCH(広瀬アリス、広瀬すず)等と言ったイラスト・キャラクターデザインを手掛けている。
江口寿史とは
江口寿史とは、1956年3月29日生まれ・熊本県水俣市出身の漫画家・イラストレーター。血液型はO型。妻は元タレントの水谷麻里。
代表作は『ストップ!! ひばりくん!』『すすめ!!パイレーツ』『ひのまる劇場』等。
Twitter等のSNS
2016年9月現在、Twitterのフォロワー数は14万6,000人以上で、facebookのいいね数は1万3,000人以上。
漫画家としてのバイオグラフィー
漫画家デビュー以前
『七色仮面』『月光仮面』『鉄腕アトム』等の影響で、小学校3年生頃からマンガを描き始める。
1970年3月に父の転勤に伴って千葉県野田市に転居し、1974年3月に千葉県立柏高等学校卒業。
1年間の浪人生活を経てデザイン学校に入学したが、1か月しか通学せず、学校に籍を置きつつ映画鑑賞と読書とパチンコに明け暮れる。
1976年には甲状腺機能亢進症のために手術を受ける。この際、1か月半の入院生活を送った間にプロ漫画家デビューへの決意を強くする。
『恐るべき子どもたち』でデビュー、『すすめ!!パイレーツ』連載
1977年にヤングジャンプ賞入選作である『恐るべき子どもたち』で週刊少年ジャンプの誌上デビューを飾り、同年連載デビュー作である『すすめ!!パイレーツ』の連載を開始する。
さらに同年『8時半の決闘』が赤塚賞に準入選している。
質の高いギャグでデビュー作から絶大な人気を集め、当時週刊少年チャンピオンで人気を誇っていた『マカロニほうれん荘』の鴨川つばめと並び称される。なお『すすめ!!パイレーツ』の後期より扉絵の構図などにイラストレーションとして見せる為の工夫が見られ始める。
『ひのまる劇場』、ヒット作『ストップ!! ひばりくん!』
その後『ひのまる劇場』の連載を挟み、1981年より自身の最大のヒット作となる『ストップ!! ひばりくん!』の連載を開始する。
ギャグと並んで「極めて洗練された画風」が特徴。しかし、完全主義で作品の出来にこだわって連載を中断してしまうため「落としの江口」「編集者なかせ」としても知られる。また「白いワニ」に比喩される「真っ白な原稿」=「ネタ切れ」にも悩まされるように。
その結果、厳しいジャンプとしては異様な観すらある破格の優遇を受けながらも『ストップ!! ひばりくん!』執筆を中断してしまう。この頃より、イラストレーターとしての仕事が増えて徐々に仕事の中心が漫画からイラスト方へ移って行った。
『コミック・キュー』編集長
1994年12月創刊『コミック・キュー』にて、創刊号からVol.3まで編集長を務める。
『ストップ!! ひばりくん! コンプリート・エディション』
以後『ストップ!! ひばりくん!』は長期の中断を経た後に『ストップ!! ひばりくん! コンプリート・エディション』で27年越しで完結した。
イラストレーターとしての主な作品
デザイン
1991年、大友克洋監督の劇場版アニメ『老人Z』(キャラクターデザイン)
1992〜1997年、デニーズ(メニュー、ウエイトレスのイラスト)
1993年、『おたくの星座』とのタイアップによるデジパチ『フィーバーガールズI』(キャラクターデザイン)
1991年発売のゲームシリーズ『おたくの星座』(キャラクターデザイン)
1995年以降発売の小説3部作『グミ・チョコレート・パイン』(カバーイラスト)
1997年公開で今敏監督のアニメ映画『パーフェクトブルー』(キャラクター原案)
1999年、ゲーム『恋愛講座』(キャラクターデザイン)
2002年〜、『リアルワインガイド』(表紙イラスト・カレンダーデザイン等)
2003年〜2004年放送のTVアニメ『無人惑星サヴァイヴ』(キャラクター原案)
2004年〜2005年にテレビ東京系列で放送されたテレビドラマ『30minutes』『30minutes鬼』(オープニングイラスト)
2008年公開で井口昇監督の映画『片腕マシンガール』(イラスト)
2009年に毎日放送で放送されたテレビドラマ『古代少女ドグちゃん』(イメージイラスト)
2011年10月、肥薩おれんじ鉄道ラッピング車両(キャラクターイラスト)
水俣市(観光ガイドブック表紙、ポスターイラスト等)
2012年、『ハロー!チャンネル vol.8』 (裏表紙イラスト)
2014年4月号、CanCam(月刊トラちゃん vol.7コラボ企画)
2013年、プジョー(イメージイラスト等)
2016年、Negicco(グッズ用イラスト)
2016年、オトナの!フェス(METAFIVE、岡村靖幸、いとうせいこう、ユースケ・サンタマリアのイラスト)
ジャケットイラスト
1998年6月、BAHO(Char、石田長生)『HAPPENINGS』
2002年4月、岡村靖幸トリビュートアルバム『どんなものでも君にかないやしない』
2003年10月、ROUND TABLE featuring Nino『Sunny Side Hill』
2005年1月、銀杏BOYZ『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』
2005年3月、吉田拓郎『一瞬の夏』
2013年9月、lyrical school『date course』
2014年4月、So nice『光速道路』
2014年7月、Shiggy Jr.『LISTEN TO THE MUSIC』
2015年8月、新・チロリン『Last Pajama Party』
2015年12月、東京スカパラダイスオーケストラ『嘘をつく唇』
イラスト集
1988年、NO MATTER
1991年、ILLUSTRATION H
1995年、EGUCHI HISASHI WORLD 1980s
1995年、EGUCHI HISASHI WORLD 1990s
1996年、ポストカードブック ONLY IN DREAMS
1999年、江口寿史 ストリップショウ H
1999年、江口寿史 スクラップブック E
2004年、素顔 Sugao -美少女のいる風景-
2008年、WORKs EH 95-08
2015年、KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集
アート関連
1994年、江口寿史監修ポーズ集・基本編
1995年、江口寿史監修ポーズ集・動き編
1995年、江口寿史監修ポーズ集・日常編
1996年、江口寿史監修ポーズ集・カップル基本編
1996年、江口寿史監修ポーズ集・カップル日常編
2001年、江口寿史監修ポーズ集・二人のポーズカラー版
2008年、江口寿史の塗り絵
似顔絵イラスト
展示会等のイベントとしてライブスケッチを行っている。
抽選等で選ばれたお客さんの似顔絵を描くパフォーマンス。毎回、イベント時には抽選に長蛇の列ができたり、事前抽選応募が殺到したりと人気を博している。
関連リンク
江口寿史に関する最新情報
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