『TRIBUTE TO OTOMO』

漫画家／映画監督・大友克洋さんの世界を題材としたイラストを豪華作家たちが描き下ろした書籍『TRIBUTE TO OTOMO』が、2017年1月26日（木）に刊行される。

本書には、『I"s』桂正和さん、『NARUTO』岸本斉史さん、『ピンポン』松本大洋さん、『新世紀エヴァンゲリオン』貞本義行さん、『攻殻機動隊』士郎正宗さん、『孤独のグルメ』谷口ジローさん、『20世紀少年』浦沢直樹さん、『海獣の子供』五十嵐大介さんといった漫画家が参加。

また、イラストレーター・寺田克也さん、フィギュア造形作家・竹谷隆之さんも名を連ねている。価格は5,000円（税別）。

国内外で高い評価を受ける作家・大友克洋

『AKIRA』〈DTS sound edition〉／画像はAmazon商品ページより

大友克洋さんは『童夢』『AKIRA』といった漫画で知られる作家。

1988年には自らの漫画を原作としたアニメーション映画『AKIRA』を監督。近未来の都市・ネオ東京を舞台に、超能力への覚醒や数奇な運命に巻き込まれていく若者たちを描いた。

同作は、可視化できない超能力を表現し、近未来の退廃と崩壊を描いたSF作品として国内外で高い評価を獲得。日本の漫画・アニメを世界に知らしめた。

人気作家80名がトリビュートイラストを描き下ろし！

世界の名だたる作家たち約80人が大友さんのトリビュートイラストを描き下ろした『TRIBUTE TO OTOMO』は、ヨーロッパ最大級の漫画イベントである「アングレーム国際漫画祭」の開催日に、日本版とフランス版が同時刊行される。

フランスを代表する作家であるブノワ・ペータースさんの序文にはじまり、先述以外にも、浅田弘幸さん、望月峯太郎さん、村田蓮爾さん、江口寿史さん、ヒメネスさん。

さらには、弐瓶勉さん、田島昭宇さん、高野文子さん、吉田戦車さんといった人気作家たちによるイラストが収録されている。