大友克洋『AKIRA』セル画展、金田と鉄雄のキービジュアル公開

大友克洋『AKIRA』セル画展、金田と鉄雄のキービジュアル公開
大友克洋『AKIRA』セル画展、金田と鉄雄のキービジュアル公開

大友克洋「『AKIRA』セル画展」キービジュアル/画像は大友全集の公式Twitterより

漫画家・大友克洋さんが監督した劇場版アニメ『AKIRA』のセル画を展示する展覧会のキービジュアルが公開された。

大友克洋全集の公式Twitterで公開されたビジュアルは2種類で、第1弾として公開されたものには金田が、第2弾には鉄雄が描かれている。

「大友克洋全集 AKIRAセル画展」は、8月10日(木)〜31日(木)に池袋の複合施設・Mixalive TOKYOで開催される。

大友克洋が保管していた『AKIRA』のセル画を展示

「『AKIRA』セル画展」キービジュアル第1弾

「大友克洋全集 AKIRAセル画展」は、大友克洋さんの作品を網羅する全集として、講談社から刊行されている「OTOMO THE COMPLETE WORKS」シリーズの関連企画。

5月8日に特設サイトが公開され、開催場所や期間が発表されたが、展示の詳細をはじめ全貌はまだ明らかになっていない。

大友克洋全集の公式Twitterによれば、大友克洋さんが個人で保管していたセル画を展示するため「シーンやキャラに偏りがある」という(外部リンク)。

なお、今回公開された2種類のキービジュアルは、ポスターとして販売予定。Twitterでは「決して盗んだり、転売ヤーから購入したりしないでください」と呼びかけている。

アニメーターなどに多大な影響を与えた『AKIRA』

「『AKIRA』セル画展」キービジュアル第2弾

大友克洋さんは、1973年に『漫画アクション』(双葉社)に掲載された『銃声』で漫画家デビュー。その後発表した『童夢』『AKIRA』では、数々の賞を受賞した。

1983年公開のアニメ映画『幻魔大戦』でアニメ制作に初参加。1988年公開の『AKIRA』では自ら監督をつとめ、国内外で高い評価を獲得している。 アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんによれば、映画『AKIRA』が表現した大友克洋的リアリズムは、当時制作に参加した若手アニメーターをはじめ、多くのアーティストやクリエイターに影響を与えたという。

2022年からは、漫画やアニメに限らず、これまで手がけてきたイラストや作品を網羅するプロジェクトとして、全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」シリーズを刊行している。
この記事どう思う?

この記事どう思う?

大友克洋をもっと知る

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。