寺田克也

てらだ かつや

寺田克也は、日本のイラストレーター、漫画家。通称・ラクガキング。1963年12月7日生まれ。岡山県玉野市出身。ゲーム作品のキャラクターデザイン等も手がける。

寺田克也

概要

幼少期より豊潤な日本のマンガで育ち、フランスの漫画家・メビウスや、『AKIRA』などで知られる漫画家・大友克洋らに影響を受けた。

欧米コミックスとアジアにおける線や陰影の表現をあわせたオリジナルな作風で、日本のみならず、海外からも高い評価を得ている。

「西遊記」をモチーフにした漫画『西遊奇伝大猿王』を手がけたほか、3D対戦型格闘ゲーム「バーチャファイター」シリーズや映画『ヤッターマン』のキャラクターデザイン、「仮面ライダーW」といった特撮作品のクリーチャーデザインに至るまで、幅広い分野で活躍している。

2013年に京都国際マンガミュージアムにて、総括ともいえる展覧会「寺田克也 ココ10年」を開催。

アメリカ西海岸での個展の活動も積極的に行っている。

人物、作風

夢枕獏に「寺田克也よ おまえはなんて絵がうまいのだ」と言わしめた。大抵の物は描くが、唯一苦手なモチーフに「面倒くさい」という理由で建造物を挙げている。

絵はメビウス、エンキ・ビラル、フランク・フラゼッタ、生頼範義に強く影響を受けている。日本の漫画家では大友克洋、谷口ジローの影響も受け、この2人とは交友もある。

モチーフの描写には手塚治虫の影響も見られる。一部で本人が好きだというあすなひろしも影響がある。

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