デザイナーの有馬トモユキさんが編著をつとめた書籍『デザインの入口と出口 デザインの設計と実装をめぐるダイアローグ』が、9月8日(月)にグラフィック社から刊行される。価格は3,300円(税込)。
有馬トモユキさん自身が、複数領域にまたがるクリエイターたち計15人と「ほんとうに必要とされているデザインの考え方」について対話していくといった内容となっている。
多岐に渡る活動で知られるデザイナー・有馬トモユキ
有馬トモユキさんは、広告制作プロダクションである日本デザインセンター所属のデザイナー。グラフィック、Web、UI等複数の領域におけるデザインとコンサルティングに従事している。
2025年7月には、日本デザインセンター内に、アニメやゲームのデザインを研究する部署・有馬デザイン研究室を設立した。
また、TATSDESIGN名義でも活躍。主な仕事として、TVアニメ『アルドノア・ゼロ』のアートワーク、ゲーム『学園アイドルマスター』のデザイン、「ホロアース」のデザイン、書籍『ILLUSTRATION』シリーズの装丁デザインで知られている。
2015年には『いいデザイナーは、見た目の良さから考えない』(星海社)を刊行。デザインをコツを学べば誰にでも使いこなすことのできるものとして紐解いていた。
ジャンルを超えた対話で「デザインの考え方」を捉える
『デザインの入口と出口 デザインの設計と実装をめぐるダイアローグ』では、有馬トモユキさんが得意とするアニメ/ゲーム系のコンテンツ以外からも多数のデザイナーが参加。
他にも、アニメーター/イラストレーターの米山舞さん、SF作家の樋口恭介さん、インタラクションデザイン研究者の渡邊恵太さんなど、他ジャンルのクリエイター/研究者も参加し、デザインの考え方について様々な角度から語りつくしていく。
『デザインの入口と出口 デザインの設計と実装をめぐるダイアローグ』見本/画像はAmazonより
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情報技術や環境が高度になる時代、デザイナーは実装のレイヤーを決定する「情報や感性の枠組み」をとらえる必要がある。その本質を気鋭のグラフィックデザイナーがジャンルを超えた先鋭的なクリエイターたちとの対話に探る。

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