「クトゥルフ神話」狂気の世界を体験しよう! フランスでコミカライズ版の原画100枚展示

「クトゥルフ神話」狂気の世界を体験しよう! フランスでコミカライズ版の原画100枚展示
「クトゥルフ神話」狂気の世界を体験しよう! フランスでコミカライズ版の原画100枚展示

「田辺剛×H・P・ラヴクラフト:幻覚のヴィジョン」展のビジュアル/画像は「アングレーム国際漫画祭」公式Xから

フランスで開催される第52回「アングレーム国際漫画祭」で、「田辺剛×H・P・ラヴクラフト:幻覚のヴィジョン」展が開催される。

クトゥルフ神話の生みの親として知られるホラー作家、H・P・ラヴクラフトさんの作品群をコミカライズしてきた漫画家・田辺剛さんの展覧会となる。

H・P・ラヴクラフトのクトゥルフ神話を漫画で表現し続ける田辺剛

田辺剛さんは、主にH・P・ラヴクラフト作品のコミカライズを手がけている漫画家。

2004年に発表した『アウトサイダー』以降、『魔犬』『狂気の山脈にて』『インスマスの影』などをコミカライズしてきた。

KADOKAWAの漫画誌『月刊コミックビーム』を中心に、各コミカライズを連載。「ラヴクラフト傑作集」と題した単行本シリーズは、現在16巻まで刊行されている。

田辺剛さんの作品は、「ACBD アジア批評家賞 2019」や第47回アングレーム国際漫画祭の「連続作品賞」を受賞。世界的にも評価されている。

「アングレーム国際漫画祭」の展覧会では、田辺剛さんによる原画100点超を公開。さらに、田辺剛さんがどのように漫画を制作しているのか、その手法を開示するようだ。

また、各作品に登場する主要人物を、田辺剛さんがどう解釈しているのかも知ることができるという。

『ヴィンランド・サガ』と『とんがり帽子のアトリエ』の展覧会も開催

「アングレーム国際漫画祭」は、ヨーロッパ最大級の漫画イベント。フランス語圏の漫画「バンド・デシネ」をメインに、展示、トークセッション、ワークショップ、アワード、作家のサイン会などを行う。

また、会場ではベストセラーから隠れた名作まで、数多くの作品も販売される。

第52回「アングレーム国際漫画祭」は、2025年は1月30日(木)~2月2日(日)に開催。今回日本からは複数の作家と漫画が参加する。

展覧会『とんがり帽子のアトリエ』のビジュアル/画像は「アングレーム国際漫画祭」公式Xから

展覧会『ヴィンランド・サガ』のビジュアル/画像は「アングレーム国際漫画祭」公式Xから

イベントとしては田辺剛さんのほか、幸村誠さんの『ヴィンランド・サガ』、白浜鴎さんの『とんがり帽子のアトリエ』の展覧会も予定されている。

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