漫画「ラヴクラフト傑作集」大幅セール&新刊発売 クトゥルフ神話の世界を見逃すな

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漫画「ラヴクラフト傑作集」大幅セール&新刊発売 クトゥルフ神話の世界を見逃すな

『狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集』

Amazonで「ラヴクラフト傑作集」がセールを開催。50%~70%の値下げがされており、手軽に買い求められる値段になっている。

対象となっているのは、作画を漫画家・田辺剛さんが手掛けた『インスマスの影』や『狂気の山脈にて』をはじめとする「ラヴクラフト傑作集」のKindle版。

現代までのポップカルチャーに影響を与え続けている「クトゥルフ神話大系」及び、近年は配信文化との融合で人気となっている『クトゥルフ神話TRPG』のベースとなったハワード・P・ラヴクラフトさんの原作小説が漫画化されて収録されている。

20世紀のホラー作家・ラヴクラフトの遺した物語たち

「ラヴクラフト傑作集」は、20世紀初頭に活躍した小説家・ハワード・P・ラヴクラフトの著作をまとめた作品集。

1937年にラヴクラフトさんが46歳で没した後に、彼の友人たちが編纂し「クトゥルフ神話」として体系化され、以後様々な作家がその世界観や設定を取り入れている。

この「クトゥルフ神話」は、のちに『クトゥルフ神話TRPG』のベースとなり、現在のTRPGシーンを牽引する作品にもなっている。

国内外から高い評価を受ける「ラヴクラフト傑作集」コミカライズ

ラヴクラフトさんの描いた「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」の世界を緻密に描き出したコミカライズは国内外から高い評価を得ており、2019年発売の漫画『クトゥルフの呼び声』はフランス・アングレーム国際漫画祭の公式セレクションに選出。さらに、手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補にノミネートしている。

傑作集の中には『クトゥルフ神話TRPG』に登場する邪神や怪物が多く登場するほか、現在クラウドファンディングを行っているアニメ映画「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」の元ネタとなる小説『狂気の山脈にて』も収録。

「狂気山脈」の原典ともいえる世界観に、是非とも触れてみてほしい。

「ダニッチの怪」も発売

セールの対象外ではあるものの、3月10日(金)には「ラヴクラフト傑作集」の新コミカライズシリーズ『ダニッチの怪(The Dunwich Horror)』1・2巻が同時発売。

『クトゥルフ神話TRPG』公式Twitterでは、『ダニッチの怪』第一話が公開されている。

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