格闘ゲーム『ストリートファイターIII 3rd Strike』の歴史的瞬間「背水の逆転劇」が立体アート「Shadowbox Art」として登場した。
「Evo Moment #37」と題されたこの立体アートは、梅原大吾選手とジャスティン・ウォン選手の直筆サイン入り。現在コレクターズアートブランド・Artovision公式サイトで予約受付中。
出荷は2025年10月中旬ごろを予定している。
梅原選手とジャスティン選手のサイン/画像は公式サイトより
格ゲー史に刻まれた「背水の逆転劇」とは
「背水の逆転劇」は、2004年に開催された世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO」で生まれた名場面。
準決勝の舞台で、体力わずか1ドットの梅原大吾選手は、ジャスティン選手の春麗によるスーパーアーツ・鳳翼扇を全てブロッキング(弾き返し)で凌ぎ切り、即座に反撃して逆転勝利を収めた。
ジャスティン・ウォン選手が鳳翼扇を放つ瞬間に実況が叫ぶ「レッツゴージャスティーン!」とそこに続く、梅原大吾選手のブロッキングに観客が興奮していく様子は世界中に拡散。
このシーンは今も「背水の逆転劇」として語り継がれ、格闘ゲームシーンを象徴する出来事の1つに数えられている。
英語圏では、今回の「Shadowbox Art」のタイトルでもある「Evo Moment #37」や「Daigo Parry」としても有名だ。
限定500個! ウメハラとジャスティンの直筆サインと証明書付き
今回の「Shadowbox Art」は、奥行きのある多層構造で名場面を再現した公式ライセンス商品。
サイズは約30×39×6cm(12×15.5×2.5inch)、アクリルと木製フレームで構成され、米ウィスコンシン州で手作業により組み立てられる。
限定500個のみの販売で、なんと梅原大吾選手とジャスティン・ウォン選手の直筆サイン入り。カプコンによる公式番号入り証明書と、サインの真贋を保証する証明書が付属する。
価格は199ドル(約3万円)で、1人あたり最大2点まで購入可能だ。

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