エンタメユニット・すとぷりを運営する株式会社STPRが11月5日、SNS上でクリエイターに対する悪質な迷惑行為を繰り返していた人物に対し、損害賠償請求を行い和解が成立したと発表した。
同社は引き続き、権利侵害や誹謗中傷などの行為に対し、民事・刑事の両面から法的措置を進めていく方針を示している。
すとぷりの画像に性的な加工を施した男性と150万円で和解
発表によると、損害賠償請求の対象となったのは10代の男性。
この人物はSNS上で「名言bot」「全裸bot」など複数のアカウントを使用し、すとぷりのイラストに対し性的な加工を施したり、「すとぷり 危険」などと書かれた画像を投稿するなどの行為を繰り返していた。
さらに、所属クリエイターに関する虚偽情報を含む画像の投稿も確認されており、STPRはこれらを悪質な迷惑行為と判断。損害賠償請求を行い、結果として150万円の支払いを含む和解が成立したという。
STPRによる報告/画像は公式Xより
誹謗中傷に対するSTPRの毅然とした対応
STPRは今回の件に関して「ご心配いただいたリスナーの皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます」と謝意を表明。
また、現在も複数の裁判手続きを進行中であることを明らかにし、誹謗中傷や虚偽情報の拡散などの行為に対して引き続き厳正に対応していくと述べた。
STPRは10月にも、グループを誹謗中傷した10代男性との紛争解決を報告。同じく9月にも10代女性との損害賠償請求訴訟において「東京地方裁判所が被告に対して賠償金の支払いを命じた」と報告している。
今回の報告にあたって同社は、Xにて「今後もサポートを行うクリエイターが安心して活動し、いつも応援してくださるリスナーの皆様に安心して楽しんでいただけるよう、各種対策に徹底して取り組んでまいります」と表明している。
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