エンタメユニット・すとぷりをプロデュースする株式会社STPRが11月6日、すとぷりへの誹謗中傷や迷惑行為を繰り返していた人物から、示談金を回収する形での示談が成立したと報告した。
この人物(10代男性)は、X上ですとぷりのロゴやイラストを使用し、不快感を抱かせる加工を施した画像や、虚偽の画像を繰り返し投稿。
結果、10代男性および保護者が、損害の一部としてSTPR社へ示談金100万円を支払うことなどで示談が成立したという。
対象人物の保護者には指導監督を求める
報告によれば、前述したような対象の人物の行為が、STPR社およびすとぷりに対して、不信感を覚えさせるものとなっていたため法的措置の手続きを進めていたという。
示談内容の詳細は明らかにされていないが、今後同様の行動を取らないことや、保護者が10代男性に対して指導監督することが求められている。
STPR社は今回の報告の中で、現時点でも裁判手続が複数進行中であると説明。
顧問弁護士などと連携を取りながら、誹謗中傷などの権利侵害行為に対し、「法的措置を含む毅然とした対応を実施する」と改めて強調した。
STPR社、未成年でも損害賠償請求や刑事告訴を強調
STPR社は6月にも、STPR所属クリエイターに関連するハッシュタグを付けて、見た者に不快感を与える投稿を確認したとして、法的措置を進めていると報告。
荒らし行為の悪質性を鑑みて、仮に未成年者が行っていた場合でも、損害賠償請求や刑事告訴などの措置を講じる予定だと説明していた。
なお、STPR社は、大手YouTuber事務所のUUUMと、VTuberプロダクションを運営するANYCOLOR社とカバー社による団体「誹謗中傷対策検討分科会」に賛同している。
誹謗中傷への損害賠償請求や警察との具体的な取り組みといった情報を、継続的に発信。総務省、警視庁刑事部などの後援を受けながら、メディアを通じて広く継続的に公表する姿勢を打ち出している。
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