デザインツールのCanvaが10月31日、ベクター/写真/レイアウトツールをひとつのプラットフォームに統合したデザインソフト「Affinity by Canva」をリリースした。
「Affinity」は、業界標準されるAdobe製品の代替ソフトとして注目を集めているクリエイティブツール。
誰でも無料で利用でき、MacとWindows向けアプリはすでに利用可能。iPad版も近日中にリリース予定だ。
Adobeの代替ソフトとして注目を集めているAffinity
2024年3月26日、同名のオンラインデザインツールを開発・提供するCanva社に買収され、その一員となっていたAffinity。
これまで、「Affinity Designer」「Affinity Photo」「Affinity Publisher」の3種類のシリーズを展開。これらはそれぞれ、Adobeのソフト「Illustrator」「Photoshop」「InDesign」に相当するものだ。
サブスクリプションサービスとして、毎月高額な費用がかかるAdobeに比べて非常に安価に、しかも買い切ることができるため、Affinityは代替ソフトとして注目を集めていた。
新しいAffinity/画像はCanva公式サイトから
今回の「Affinity by Canva」リリースにより、完全無料かつソフトが1つに統合されたため、よりカジュアルに使いやすくなった。
様々な機能がひとつにまとまって柔軟にカスタマイズ可能
「Affinity V3」ではパネルを並べ替えたり、お気に入りのツールを組み合わせたりして、独自のカスタムスタジオを作成。自分のワークフローに合わせて、柔軟にカスタマイズできる。
しかも、タスクやプロジェクトごとに複数のセットアップを保存し、ワンクリックで切り替え可能。それらを他のユーザーと共有したり、他の人が作成したものをダウンロードしたりもできる。
新しいAffinity/画像はCanva公式サイトから
PSD、AI、PDF、SVG、TIFF、IDMLなど様々な画像形式をサポートしているため、他のソフトからの移行も簡単だ。
さらに、月額1,180円または年8,300円のCanvaプレミアムプランを利用していれば、Affinity内でCanvaの強力なAIツールも利用できる。
Adobe製品の代替ソフトを探しているデザイナーやイラストレーターはもちろん、画像編集や写真の現像、ZINEや同人誌制作をしたいがAdobeは高くて契約することが難しいという人は、ぜひ「Affinity by Canva」を試してみてはいかがだろうか。
 
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