プロゲーミングチーム・REJECTが6月11日(水)、「CREATIVE GUIDE」を更新し、新たに二次創作ガイドラインを追加した。
REJECTは、ファンによる創作・応援活動を歓迎し、その自由な想像と交流を促進するために本ガイドラインを制定したと説明。
「過度な暴力や残虐な表現」「差別的な表現」「政治的主張を含む表現」といった禁止事項や留意事項などを定めている。
営利目的やイメージを著しく損なうファンアートを禁止事項として定義
「CREATIVE GUIDE」では、「いわゆるファンアート等のイラストの描画、応援ボード等の作成」を二次創作として定義。二次創作活動をする際は、本ガイドラインへの同意を求めている。
また、個人のファン活動の範囲を超えて営利目的で行われているものや、選手/ストリーマーのイメージを著しく損なうものなどを禁止事項として掲載している。
抵触する場合、公表差し止めなどを要請する場合があると、REJECTは説明している。
ウメハラ、ときども所属する強豪プロゲーミングチーム・REJECT
REJECTは、2018年に当時18歳だったオーナー甲山翔也が設立したAll Rejection Gamingを前身とするプロe-Sportsチーム。
現在、18のゲームタイトルの部門およびストリーマー部門を擁している。
2021年には、総額3億円のリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」で、 初代王者として約1.3億円の賞金を獲得。
2024年には、『Apex Legends』の世界大会「Apex Legends Global Series Year 4: Split1 Playoffs」で、REJECT WINNITYが優勝。アジア地域で初の快挙を成し遂げた。
2025年5月には「ストリートファイター」部門にウメハラ(梅原大吾)選手とふ~ど選手が加入することを発表し、大きな話題を集めたことも記憶に新しい。
REJECT「ストリートファイター」部門に加入したウメハラ選手
REJECT所属ストリーマーの人気も上昇中
REJECTでは近年、プロゲーマー以外にもストリーマー部門を拡張し、現在は16名が所属。
元プロゲーマー以外にも、乾伸一郎さんや天鬼ぷるるさん、とおこさんなどVTuberも多数在籍し、ファンアートはライブ配信のサムネイルなどにも活用されている。
ストリーマー部門に所属するとおこさん
2024年12月に開催されたゲームコミュニティ・vaultroomとCrazy Raccoonの共同による配信イベント「VCR GTA3」では、とおこさんを中心にファンアートが多数SNS上に投稿された。
折しも現在は、vaultroomとCrazy Raccoonによって配信イベント「MadTown GTA (Beta)」が開催中。
こちらに参加しているREJECT所属ストリーマーのファンアートを制作する場合にもガイドラインへの同意が必要になるので、二次創作を予定しているファンの方はチェックしておこう。

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