東京ビッグサイトで8月16日・17日に開催された同人誌即売会「コミックマーケット106」(C106)。
初日となる8月16日には、会場の東京ビッグサイトへ12万人が来場。続く17日にも、東京にも熱中症警戒アラートが発令される中、初日を上回る13万人が訪れました。
コミックマーケットでは、サークルが頒布する同人誌以外にも、企業ブースで販売されるグッズも見どころの一つ。
今回の夏コミでは、VTuberグループ・ホロライブがTCG『hololive OFFICIAL CARD GAME(以下、ホロカ)』をブースで大々的に展開。注目を集めていました。
夏コミ会場でホロナツパラダイス仕様の『ホロカ』販売
『hololive OFFICIAL CARD GAME』は、ホロライブを運営するカバー株式会社が企画/開発するオリジナルトレーディングカードゲーム。2024年から展開されており、2025年内には英語版も予定されています。
夏コミのブースでは、既存のブースターパックに加えて、2025年夏に展開されているホロライブのイベント「ホロナツパラダイス」をモチーフとした特別な「スタートデッキセット」を販売。
会場に展示された「ホロナツパラダイス」バージョンのスタートデッキセット
「スタートデッキセット」には、構築済みデッキやスリーブ、デッキケースがセットになっており、限定「エールカード」も付属。会場物販では、購入特典としてショッパーやPRパックが配布されました。
ホロライブ物販に長蛇の列、2日とも完売
ホロライブ自体の注目度の高さもあり、イベント初日となる8月16日にKAI-YOU取材班がブースへ赴くと、すでに長蛇の列が。
会場に形成されたホロライブブースの購入待機列
ホロライブのイベント情報用Xアカウントによると、13時過ぎには物販整理券の配布が終了。『ホロカ』を購入するべく待機列を形成するファンの熱量の高さが感じられました。
16日は15時過ぎ、17日に至っては12時30分頃には全商品の完売が報告されており、盛況ぶりがうかがえます。
歴代『ホロカ』カードやYAGOOこと谷郷社長のイラストも
ホロライブの企業ブースでは、「カードショップ853(※やごうさんをもじったものと思われる)」と題した展示も展開。
店員に扮したホロライブVTuberたちのパネルやアナウンス映像、今回の商品、過去のカードが展示されていました。
「カードショップ853」のパネル
会場に展示されたカードとホロライブ所属VTuberたちのパネル
さらに、ブース側面の壁には似顔絵的な画風で描かれたカバー代表・谷郷元昭さんのイラストも。
また、ホロライブのブースとは直接の関係はないものの、通路を挟んだ反対側にはゲーム会社であるエンターグラムのブースが配置。
ホロライブブースの側面に配置されたYAGOOこと谷郷元昭さんのイラスト
ホロライブブースの向かいに配置されたエンラーグラムブース
ブースでは、同社が展開する、ホロライブゲーマズの猫又おかゆさんにフィーチャーしたノベルゲーム『おかゆにゅ~~む!』を大々的に宣伝していました。

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連載
2025年8月16日(土)・17(日)の2日間にわたって、東京ビッグサイトの東・西・南展示棟(サークル・企業ブース)で開催される“夏コミ”こと「コミックマーケット106」(C106)を特集。
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