『マジック:ザ・ギャザリング』と「モンスターハンター」シリーズのコラボセット「Secret Lair x Monster Hunter Superdrop」の発売が延期し、内容を全面的に作り直しされることが11月27日(木)に発表された。
価格やカードパワーが低い、色や能力が各モンスターの性質とかみ合っていない、さらにカード名の誤植など──多くの問題点にユーザーが不満の声を上げ、ついに今回の発表に至った。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社は「期待に沿えませんでした」と公式サイトで声明を発表。数か月後に新たな詳細と発売日の情報を公開するとのことだ(外部リンク)。
色や能力の組み合わせ、スペルミスまで指摘された「モンハン」コラボ
「Secret Lair x Monster Hunter Superdrop」は通常のセットでは扱いきれないアートスタイルのカードを取り扱うサブブランド「Secret Lair」シリーズから、12月5日(金)よりリリースされる予定だった。
しかし、11月19日にコラボカードの内容が発表されると、プレイヤーやファンの間で多くの不満の声が上がった。
「Secret Lair x Monster Hunter Superdrop」に収録される予定だった《無双の狩人ジンオウガ》
Xや米掲示板・Redditでは特に、能力が各モンスターの性質とかみ合っていないことに関する議論が盛んに行われている。
実際にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発表した声明では「カードの厳選やモンスターハンターの世界観やメカニクスの忠実な再現といった要素が足りませんでした」と記されていた。
カードデザインの議論はともかく、原作に登場する拠点の1つである「ココット村(Kokoto)」に由来するカード名の英語表記が「Kotoko」となっているスペルミスも確認された。
スペルミスが確認された《Champion of Kotoko》
他には、「モンスターハンター」の世界観をより多様に表現する方法として「装備品」のメカニズムの採用や、アイルーやガルクといったオトモキャラクターの収録についても期待する声も上がっている。
決して安くない限定品「Secret Lair」の製品たち
「Secret Lair」はセットの内容によって価格の差があるが、通常の仕様であれば、おおよそ1枚当たり1000~1300円程度の値段で販売される。
1枚あたりのカードの価格にしては少々値が張るのにも関わらず、ユーザーが満足のいかないデザインであることに不満が集まった形だ。
もちろん、カードパワーが低いカードであっても、キャラクターの性質を反映したオリジナル能力を持った新録カードであれば、統率者戦などの自由度の高いフォーマットでの需要が高まる。
「Marvel」×Secret Lairコラボに収録された《Storm, Force of Nature》は統率者戦で高い人気を誇る/画像は『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトから
しかし、今回のセットでは全てのカードが既存カードを新イラストで再収録したものだった。その上、市場価格が100円を切るような普段デッキに入れて使うことの難しいカードも多く収録。これも不満の声が上がった要因になったと推測できる。
ユーザーの声が開発側に届き、カードの内容を一新するという対応はウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の歴史の中では異例。果たして、プレイヤーやファンが納得のいくカードの収録は叶うのだろうか。今後の展開に期待したい。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント