Magic: The Gathering

まじっくざぎゃざりんぐ

Magic: The Gathering』(マジック:ザ・ギャザリング)とは、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製のトレーディングカードゲーム。略称はマジックギャザMTGマジギャザなど、コミュニティによって多岐に渡る。


世界中で5,000万人を超えるプレイヤーとファンを持つ、世界最高にして最初の戦略トレーディングカードゲームである。

Magic: The Gathering

『Magic: The Gathering』(マジック:ザ・ギャザリング)とは

Magic: The Gathering』(マジック:ザ・ギャザリング)とは、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製のトレーディングカードゲーム。略称はマジックギャザ

ゲームのデザインは数学者であるリチャード・ガーフィールド (Richard Garfield) によって考案され、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが1993年に最初のセット「アルファ」を発売。その後、数多くの拡張セットが登場し、フォーマットやルールの追加・変更が行われてきた。

製造・販売はゲームクリエイティブカンパニー「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(本社:ワシントン州レントン, アメリカ合衆国、CEO:シンシア・ウィリアムズ)。

賞金やスポンサードを得て生活をするプロプレイヤーも多く、競技的なゲームや大会から、複数人でのパーティーゲームとしての楽しみ方やコレクションまで、幅広いゲーム性を持つことが特徴。

色と戦略

『Magic: The Gathering』のカードは、5つの「色」に分類され、それぞれ異なる戦略や特徴を持つ。

  • 白 (White): 秩序と防御を重視し、回復や全体強化が得意。
  • 青 (Blue): 知識と策略の色で、ドローやカウンター呪文を多用。
  • 黒 (Black): 力と犠牲を重視し、ライフを支払う代わりに強力な効果を持つ。
  • 赤 (Red): 攻撃的で即効性が高く、直接ダメージや速攻を得意とする。
  • 緑 (Green): クリーチャーとマナ加速に優れ、大型の生物で圧倒する戦術をとる。 これらの色は単独で使われることもあれば、多色デッキとして組み合わされることもある。

主要なフォーマット

『Magic: The Gathering』には、さまざまなルールやカードプールに基づいたフォーマットが存在する。

  • スタンダード: 最新の数セットのみを使用するフォーマット。
  • モダン: 過去のセットを含めた広範囲なカードプールを使用。
  • パイオニア: モダンよりも狭い範囲のカードプールを使用。
  • レガシー: ほぼ全てのカードが使用可能だが、禁止カードが存在。
  • ヴィンテージ: ほぼ全てのカードが使用可能だが、特定のカードに制限あり。
  • リミテッド (ドラフト/シールド): 開封したカードのみでデッキを構築して対戦する。
  • コマンダー: 100枚のデッキを1枚の「統率者 (Commander)」を中心に構築する多人数戦向けフォーマット。

『Magic: The Gathering』の歴史

『Magic: The Gathering』は、リチャード・ガーフィールドが1991年に考案し、1993年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストが発売した。

最初のセット「アルファ」と「ベータ」は大ヒットし、その後の拡張セットによってゲームは大きく進化した。

1999年には、WotC がハズブロ (Hasbro) に買収され、Magic: The Gathering はハズブロの一部門として運営されるようになった。2020年代に入ると、デジタル版の「Magic: The Gathering Arena」や、外部IPとのコラボレーション (『指輪物語』『ウォーハンマー40,000』など) が活発になり、新たなプレイヤー層を開拓している。

プロプレイと競技シーン

『Magic: The Gathering』には、長年にわたる競技シーンが存在する。

公式の「プロツアー」や「グランプリ」、「世界選手権」などが開催され、賞金をかけたトーナメントが行われている。また、非公式の大会や、友人同士でのカジュアルプレイも盛んに行われている。

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