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舐達麻

なめだるま

舐達麻(なめだるま)は、埼玉・熊谷を拠点に活動するヒップホップクルー。賽 a.k.a. BADSAIKUSHDELTA9KIDG-PLANTSの3人を中心に活動している。レーベルやライブ、グッズ制作などを手掛けるAPHRODITE GANG HOLDINGSを運営し、そちらのメンバーは数十名に上る。

特に2018年から2019年にかけて注目を集め、“今最もリアルなラッパー”との呼び声も高い。メンバーの大半がこれまで逮捕歴があることは知られていたが、2021年4月16日、G-PLANTSとDELTA9KIDが大麻所持で逮捕された。

概要

2009年頃に発足。メンバー自身が経験してきたストリートでの生活や逮捕・服役、仲間との死別、大麻などを題材にしたリリックと、ジャジーでメロウなビート、力みを抑えたフロウを特徴とする。

2018年頃から「LIFE STASH」「FLOATIN'」などの楽曲で注目を集め、2019年に2ndアルバム『GODBREATH BUDDHACESS』を発表。日本のヒップホップシーンを代表するクルーの一組として支持を拡大した。

音楽活動だけでなく、APHRODITEGANG HOLDINGSを軸にアパレルブランド「BUDSPOOL」を展開。タトゥーアーティスト・GAKKINとの継続的なコラボレーションなど、ファッションやタトゥーカルチャーとも強く結びついた活動を行っている。

基本情報

  • 名前:舐達麻
  • 読み:なめだるま
  • 拠点:埼玉県熊谷市
  • ジャンル:ヒップホップ
  • 主なメンバー:BADSAIKUSH、G-PLANTS、DELTA9KID
  • レーベル/組織:APHRODITEGANG HOLDINGS
  • 主なビートメイカー:GREEN ASSASSIN DOLLAR、7SEEDS
  • 主な作品:『NORTHERNBLUE1.0.4.』『GODBREATH BUDDHACESS』

舐達麻の結成前夜

埼玉・熊谷を拠点に活動し、“今最もリアルなラッパー”との呼び声も高い舐達麻。

知名度・人気が上がるにつれて、「舐達麻」の読み方がわからないという反応も散見されるが、正しい読み方は「なめだるま」。

自らが設立したカルテル・APHRODITE GANG HOLDINGSを率いるヒップホップクルーとして活躍している。

現在の中心メンバーは、賽 a.k.a. BADSAIKUSH、DELTA9KID、G-PLANTSの3人。

舐達麻結成以前、3人は49(フォーティナイン)というポッセに所属していた。はじめに所属したのは、年上のG -PLANTS。

2009年頃に舐達麻を結成(当時のクルー名は「舐達磨’s」)。しかし、同年ある事件と事故により、メンバーである1.0.4(とし)が亡くなり、BADSAIKUSHとDELTA9KIDが逮捕されるという事件が起こる。

自動車運転過失致死傷と道路交通法違反、窃盗…その後、服役を経た2人が合流し、改めて本格的な音楽活動を開始したのは近年のことだ。

もう一人、MCメンバーとして活動していたD BUBBLESがいたが、音信不通となっている。

現在は、オランダのビザを保有し、日本とオランドとの2拠点生活を続けている。オランダでは、メンバー3人は一緒に住んで生活している(舐達麻インタビュー 昔も今も変わらない──「前科がついたくらい」)

活動

ビートの選曲や曲の方向性などは賽 a.k.a. BADSAIKUSHが中心的に担い、実質的なプロデューサーやリーダーのような役割となっている。

オールドスクールスタイルを踏まえつつもジャジーで落ち着いたビートに、実体験に基づいたハードコアなリリックがヘッズから強い支持を集める。

2019年8月3日にリリースされた4年ぶりの2ndアルバム『GODBREATH BUDDHACESS』では、「LIFE STASH」や「FLOATIN'」などの代表曲から新曲「GOOD DAY」まで全10曲を収録。iTunesのヒップホップ/ラップのランキングでは1位に輝いた。

同年12月、活動20周年を超えるTHA BLUE HERB、OZROSAURUSら大御所ユニットを迎えての待望のリリースライブを開催、大盛況で閉幕した。

着実なリリースや他ラッパーとのコラボはもちろん、メディアでの露出も増え、大きなイベントやフェスのヘッドライナーに名前を連ねるなど、その知名度は全国区となり、その人気はヒップホップ好きに留まらずシーンを代表する存在に上り詰めている。

2021年4月16日、G-PLANTSとDELTA9KIDが大麻所持で逮捕された。

BAD HOPとのビーフ

2023年には、川崎を拠点とするヒップホップクルー・BAD HOPとのビーフが、日本のヒップホップシーンで大きな話題となった。

同年10月、ヒップホップフェス「AH1」でBAD HOPと舐達麻の間に乱闘が発生。

12月1日、舐達麻はBAD HOPを名指しで批判するディス曲「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」をリリースした。

楽曲ではBAD HOPの音楽性やメンバーを批判する一方、暴力やSNS上の応酬ではなく、ラッパー同士なら楽曲で決着をつけるべきだという姿勢も示した。

2024年1月にはBAD HOPのYZERRが「guidance」を発表。「舐達麻 ジャパニーズマゲニーズDiss」と明記し、舐達麻へのアンサーソングとして公開した。

一連の出来事は、近年の日本語ラップにおける最大規模のビーフの一つとして注目を集めた

大麻を繰り返し歌う理由

舐達麻の作品において、大麻は最も頻繁に登場するモチーフの一つである。

「Mary Jane」「Weed」「Buds」など様々な言葉で繰り返し言及され、楽曲名やクルーの名称、アパレルブランドにも大麻文化を想起させる表現が用いられている。

ただし本人たちは、自らを特定のジャンルとして「ストーナーラップ」を意識しているわけではなく、自身の日常をそのままラップすると自然に大麻についての言葉が出てくるという趣旨の説明をしている。

現実の生活とラップを明確に分離せず、自分たちが実際に経験したことや考えていることを言葉にする姿勢は、舐達麻の「リアル」と呼ばれる表現の根幹となっている。

なお、日本では大麻の所持や使用などは法律によって規制されている。舐達麻のメンバーも過去に大麻を巡って逮捕されている。

舐達麻、G-PLANTSとDELTA9KIDが逮捕

2021年4月16日、G-PLANTSとDELTA9KIDという主力メンバーのうち2人が大麻所持で逮捕された。

飛ぶ鳥を落とす勢いであるだけに逮捕報道には少なからず衝撃が走った。

もちろん、大麻についてもあけすけに曲にしてきた舐達麻だけに、大麻所持自体には何ら驚きはなく、納得の声が寄せられたことも言うまでもない。

舐達麻逮捕の話題は、SNSやInstagram、はてなブックマークなどでも大いに話題となった。

押しも押されもせぬ人気グループだけに、連行時の映像はテレビで報道された。

なお、報道陣のカメラに気付いたG-PLANTSは、APHRODITE GANG HOLDINGSのTシャツ姿で悠々と歩きながらカメラ目線で不敵な笑みを送り、舐達麻健在を強く象徴づける映像に。

奇しくも、大麻愛好家にとっては特別な日である4月20日が4日後に迫った中での一幕となった。

多くのYouTuber・ラッパーが舐達麻逮捕について言及。

一連の言及の中には、自身のYouTubeチャンネルでのラッパーならではの解説に定評のある晋平太が舐達麻逮捕について思うところを真摯に述べた動画も。しかし、逮捕報道に乗っかった再生数稼ぎといった批判が相次ぎ、動画を削除するに至ったということもあった。

5月5日、唯一逮捕されなかった賽 a.k.a. BADSAIKUSH、そして保釈されたと思われるDELTA9KIDのInstagramが更新された。

賽 a.k.a. BADSAIKUSHは「人のこと無闇に逮捕すんなアホ^_^」とコメントを寄せた。

舐達麻、再びの逮捕 賽 a.k.a. BADSAIKUSHとG-PLANTS

2022年10月4日、舐達麻のBADSAIKUSH、G-PLANTSを含む複数名が大麻取締法違反の疑いで静岡県警に現行犯逮捕された。

BADSAIKUSHとG-PLANTSは、乾燥大麻を所持していた疑いが持たれている。舐達麻の新曲リリースを控える中での逮捕となった。

人気グループだけに、様々なメディアで広く報道されている。

舐達麻のMV

舐達麻「BUDS MONTAGE」公式MV

舐達麻「GOOD DAY」公式MV

舐達麻「100MILLIONS (REMIX)」公式MV

舐達麻「LifeStash(prod.7SEEDS)」公式MV

舐達麻「FLOATIN'」公式MV

舐達麻メンバーが客演している楽曲

ANARCHY & BADSAIKUSH「ANGELA feat. 舐達麻」公式MV

RYKEY × BADSAIKUSH「You Can Get Again」公式MV

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