平本蓮
ひらもとれん
平本蓮(ひらもと れん、1998年6月27日生まれ)は、日本のプロ総合格闘家。現在はRIZINを主戦場に活躍。元キックボクサー。東京都足立区出身。鋭いストライキングスキルで知られている。
経歴
キックボクシングキャリア
幼少期から格闘技に興味を持ち、キックボクシングを始めた。高校生時代にK-1のジュニアトーナメントで優勝し、その後プロデビューを果たす。K-1やRISEなどのメジャーなキックボクシングイベントで活躍し、特にそのスピードとテクニックで多くのファンを魅了した。
総合格闘技 (MMA) への転向
2020年、平本蓮はキックボクシングから総合格闘技 (MMA) に転向することを発表。RIZINでプロデビューし、MMAでのキャリアをスタートさせた。初期の試合では苦戦を強いられる場面もあったが、その後のトレーニングと経験を積み、徐々に総合格闘家としての実力を高めていく。
2024年、平本蓮にとって念願だった朝倉未来選手との試合を実現。1RTKO勝利を飾った。
スタイルと特徴
平本蓮は、キックボクシング時代に培った打撃技術を総合格闘技でも活かしており、特に鋭くシャープなストライキングが最大の武器。試合スタイルはカウンター待ちが多く、本人曰く「打撃の塩漬け」で立ち技で優位に立つ。また、MMAにおいてはグラウンド技術(主にテイクダウンディフェンス)も向上させ、総合的なスキルを持つ選手として成長している。
試合前の挑発的な言動やSNSでの発言でも話題を集めることも多く、リング外でも注目される存在。新時代の若手ファイターとして、これからの日本の格闘技界を牽引する一人と期待されている。
平本蓮のドーピング疑惑
平本蓮選手については、7月28日にさいたまスーパーアリーナにて開催された「超RIZIN.3」での朝倉未来選手との試合について、禁止薬物のドーピングを行ったとする告発が赤沢幸典選手により行われた。
朝倉未来選手の引退がかかった試合だったこと、長年にわたる両者の因縁が決着したというストーリー性の高さから、ドーピング疑惑は格闘技ファンを中心に大きな波紋が広がった。
騒動を受け、平本蓮は記者会見を実施。代理人として東京・千代田区にあるのぞみ総合法律事務所から、吉野弦太弁護士と成豪哲弁護士が登壇。
平本蓮選手は「自分は一切ドーピングに関することはやっていませんし、自分からお願いしたということもありません」として、身の潔白を主張した。
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